五泉市議会 2013-09-03
09月03日-議案説明、質疑、討論、採決、一般質問-01号
平成25年 9月 定例会(第3回) 平成25年第3回五
泉市議会定例会会議録 第1号 平成25年9月3日(火曜日) 議事日程 第1号 平成25年9月3日(火曜日)午前10時31分開会・開議 第 1
会議録署名議員の指名 第 2
会期日程について 第 3
議長報告 (1) 監査報告 (2) 平成24年度決算に基づく
健全化判断比率等の報告について (3) 議員派遣について 第 4
当局報告 (1) 市職員による窃盗事件について 第 5 報告第5号
継続費精算報告書について 第 6 議第57号 専決処分の報告承認について(平成25年度五泉市
一般会計補正予算(第3 号)) 第 7 議第58号 専決処分の報告承認について(平成25年度五泉市
簡易水道事業特別会計補 正予算(第1号)) 第 8 議第63号 市有財産の減額貸付について 第 9 認定第1号 平成24年度五泉市
一般会計歳入歳出決算の認定について 認定第2号 平成24年度五泉市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第3号 平成24年度五泉市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第4号 平成24年度五泉市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第5号 平成24年度五泉市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第6号 平成24年度五泉市川東財産区
一般会計歳入歳出決算の認定について 認定第7号 平成24年度五泉市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第8号 平成24年度五泉市
水道事業会計決算の認定について 議第72号 平成24年度五泉市
水道事業剰余金の処分について 第10
議長報告 (1) 決算審査特別委員会委員長及び副委員長の互選結果について 第11 市政一般に関する質問 本日の会議に付した事件 日程第 1
会議録署名議員の指名………………………………………………………………………5 日程第 2
会期日程について……………………………………………………………………………5 日程第 3
議長報告………………………………………………………………………………………5 (1) 監査報告 (2) 平成24年度決算に基づく
健全化判断比率等の報告について (3) 議員派遣について 日程第 4
当局報告………………………………………………………………………………………5 (1) 市職員による窃盗事件について (2)
モンゴル国ウランバートル市
チンゲルテイ区への行政訪問について 日程第 5 日程の追加と変更について………………………………………………………………19 日程第 6 発議第9号
安中聡議員に対する懲罰の件……………………………………………19 日程第 7
議長報告……………………………………………………………………………………27 日程第 8 発議第9号
安中聡議員に対する懲罰の件……………………………………………27 日程第 9 報告第5号…………………………………………………………………………………31 日程第10 議第57号…………………………………………………………………………………31 日程第11 議第58号…………………………………………………………………………………34 日程第12 議第63号…………………………………………………………………………………35 日程第13 認定第1号~認定第8号、議第72号…………………………………………………39 日程第14
議長報告……………………………………………………………………………………41 (1) 決算審査特別委員会委員長及び副委員長の互選結果について 日程第15 市政一般に関する質問……………………………………………………………………41 15番 阿 部 周 夫 君…………………………………………………………41 9番 牛 膓 利 栄 君…………………………………………………………49 出席議員(20名) 1番 安 中 聡 君 2番 佐 藤 浩 君 3番 長谷川 政 弘 君 4番 伊 藤 昭 一 君 5番 松 井 聡 君 6番 塚 野 弘 君 7番 佐 藤 渉 君 8番 平 井 敏 弘 君 9番 牛 膓 利 栄 君 10番 熊 倉 政 一 君 11番 広 野 甲 君 12番 剣 持 雄 吾 君 13番 鈴 木 良 民 君 14番 町 田 俊 夫 君 15番 阿 部 周 夫 君 16番 相 田 豊 君 17番 長谷川 真 介 君 18番 鈴 木 光 規 君 19番 猪 熊 豊 君 20番 林 茂 君 欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。 市 長 伊 藤 勝 美 君 副 市 長 五十嵐 明 君 会 計 管理者兼 三 浦 一 宏 君 教 育 長 井 上 幸 直 君 会 計 課 長 総 務 課 長 併 小 黒 常 樹 君 企 画 政策課長 川 村 正 美 君
選挙管理委員会 事 務 局 長 財 政 課 長 番 場 幸 夫 君 税 務 課 長 湯 浅 善 章 君 市 民 課 長 梁 取 浩 君 環 境 保全課長 杉 山 信 二 君
健康福祉課長兼 浅 井 隆 子 君
高齢福祉課長兼 落 合 英 昭 君
社会福祉事務所長 五 泉 地域包括 支 援 センター 所 長 兼 村 松 地 域 包括支援 セ ン ター所長 こ ど も 課 長 佐久間 謙 一 君 農 林 課 長 西 川 和 明 君 商 工 観光課長 瀧 澤 一 之 君 都 市 整備課長 塚 野 文 雄 君 上 下 水道局長 関 塚 耕 一 君 教 育 委 員 会 星 野 弘 君
学校教育課長兼 学 校 給 食 セ ン ター所長 教 育 委 員 会 熊 倉 淳 也 君 教 育 委 員 会 鬼 立 利 則 君 生涯学習課長兼
スポーツ推進課長 公民館長兼村松 公民館長兼勤労
青少年ホーム館長 兼
村松郷土資料 館 長 兼青少年
育成センター所長 教 育 委 員 会 酒 井 範 子 君
監査委員事務局長 石 本 勇貴高 君 図 書 館 長 併 公 平委員会 書 記 長
併固定資産評価 審査委員会書記 農 業 委 員 会 渡 辺 隆 一 君 消 防 長 兼 東 間 正 義 君 事 務 局 長
消防本部総務課長 消防本部予防課長 板 垣 良 一 君 村 松 支所長兼 高 岡 徳 康 君 兼 消 防 署 長 地 域 振興課長 職務のため議場に出席した
事務局職員。 局 長 新 堀 清 隆 君 主 幹 五十嵐 玲 子 君 主 幹 渡 辺 彰 君 午前10時31分 開会・開議
○議長(林茂君) ただいまの出席議員は19名で、定足数に達しておりますので、平成25年第3回五
泉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(林茂君) 日程第1、
会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第88条の規定により、議長指名といたします。 5番、松井聡君、6番、塚野弘君、7番、佐藤渉君を指名いたします。
△日程第2 会期日程について
○議長(林茂君) 次に、日程第2、
会期日程でありますが、会期は本日より27日までの25日間とし、議事日程についてはお手元に配付の日程表のとおりとしたいのでありますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。 よって、さよう決定をいたしました。
△日程第3
議長報告 (1) 監査報告 (2) 平成24年度決算に基づく
健全化判断比率等の報告について (3) 議員派遣について
○議長(林茂君) 次に、日程第3、
議長報告であります。 監査委員より
例月出納検査結果について、市長より平成24年度決算に基づく
健全化判断比率等の報告について、それぞれ議長に報告書が提出されました。よって、その写しをお手元に配付してありますので、さようご承知おきを願います。 また、さきに行いました議員派遣について、会議規則第168条の規定により、お手元に配付のとおり、報告をいたします。
△日程第4
当局報告 (1) 市職員による窃盗事件について (2)
モンゴル国ウランバートル市
チンゲルテイ区への行政訪問について
○議長(林茂君) 次に、日程第4、
当局報告であります。 当局より報告を求めます。 市長。
◎市長(伊藤勝美君) おはようございます。それでは、
当局報告をさせていただきます。 初めに、市職員による窃盗事件についてのご報告を申し上げます。既に新聞報道にありましたとおり、
環境保全課、村松孝元主査に対し、7月26日に
懲戒免職処分を行ったところであります。 経過について申し上げます。4月24日、
教育委員会より
五泉警察署に被害届を提出し、捜査が開始され、6月20日に元主査が逮捕されました。逮捕後、取り調べが続けられましたが、勾留期間中に
被害額全額を弁済しており、勾留期限である7月10日に
起訴猶予処分となり、釈放されました。市では、7月16日に本人から事情聴取を行いましたが、
総合会館事務室に複数回侵入し、金庫から公金を含む34万3,906円を窃取したことを本人が認めましたので、
懲戒審査委員会を7月23日に招集し、7月25日に答申を受けたところであります。答申では、勤務していた職場での
計画的犯行であり、市職員としてのその職務に対する市民の信頼を損ね、職の信頼を失墜させるものである。懲戒処分の指針にある「公金又は官物を窃取した職員は免職とする」に基づいて、免職の処分が適当との結論でありました。この答申を受け、7月26日に
懲戒免職処分を行ったところであります。 職員の不祥事につきましては、議会並びに市民の皆様に深くおわび申し上げます。今後このようなことが起きることのないよう職員のモラルの徹底を図り、綱紀粛正に努めてまいりたいと思っております。 続きまして、
モンゴル国ウランバートル市
チンゲルテイ区への行政訪問についてご報告申し上げます。初めに、
チンゲルテイ区との交流につきましては、平成22年に
泉田県知事を団長とする新潟県
モンゴル訪問団が結成され、私も参加し、
モンゴル国を訪問いたしました。訪問団が
ウランバートル市を訪れた際、
泉田県知事を介しまして、
ウランバートル市長より本市の交流先として
チンゲルテイ区の紹介を受けたところであります。帰国後、親書による交流などを続けておりましたが、平成23年4月に
チンゲルテイ区議会議長を初めとする7名の皆様が本市を訪れ、行政運営などの
意見交換や公共施設などの視察を行いました。その後、同区の議会体制が一新したことから、本年4月に再び新しい
区議会議長を初めとする7名の皆様がおいでになり、行政運営などの
意見交換とともに、施設見学をされました。その際、
区議会議長より、ぜひ五泉市からも
チンゲルテイ区においでいただき、区の実態をごらんになった上で、再び
意見交換をさせていただきたいとの申し出を受けました。また、
区議会議長が帰国後の4月末には文書により、8月に同区において
チンゲルテイ区・新潟県・五泉市
ビジネス文化フェアを開催したいとの提案を受けたところであります。しかし、新潟県、本市ともに同フェアに参加することは準備が整わないことから困難と判断し、お断りをしたところであります。その後、同区から来年以降のフェアの開催に向けた協議を行うためにおいでいただきたいとの招待を受け、県とも協議をし、
チンゲルテイ区を訪問することにいたしました。 このたびの訪問につきましては、8月19日から22日の3泊4日の日程で、私の代理として副市長並びに議長の代理として相田副議長を初め6名の
市議会議員の皆様、そして新潟県からも
佐久間知事政策局長ほか2名の職員と新潟県
国際交流協会の職員1名の皆様が訪問いたしました。このたびの訪問では、
チンゲルテイ区・新潟県・五泉市
ビジネス文化フェアの開催の可能性について
意見交換をしたほか、区の
小中企業インキュベーションセンターなどの主要施設の視察を行ったところであります。
意見交換の席では、開催に当たっての課題なども見えてまいりましたが、交流を始めるに当たり、経済の交流については県を中心とし、本市といたしましては文化面を主体とした交流を図ることがよいではないかなどの意見が出されました。今後は、その課題の解消などについて十分検討するとともに、県とも歩調を合わせながら進めてまいりたいと思っております。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。 19番、猪熊豊君。
◆19番(猪熊豊君) 2件について
当局報告がなされました。最後の報告、2番目の報告の
モンゴルに訪問したということで市長が報告された。
モンゴル行く前に先月、8月5日から市長はみずからアメリカを訪問された。
モンゴル行ったことは報告するけども、アメリカへ行ったことはないしょにする。どういうことですか。
○議長(林茂君) 市長。
◎市長(伊藤勝美君) 何もないしょにすることではございませんでしてね、猪熊議員さんから一般質問もお受けしております。ここでポートランド州、国際交流の関係で訪問したことにつきましては、また
一般質問等でございますので、その席でですね、詳しく質問があると思いますので、議員の
一般質問権といいますか、そういったことをですね、配慮しました。 また、この
モンゴルの交流につきましては、議会側の招待ということで、また特殊な事情もございますので、この
当局報告として報告させていただきました。よろしくお願いいたします。
◆19番(猪熊豊君) どちらにしろ市民がないがしろにされているんじゃないかなと私は思います。
モンゴル訪問について、それではお聞きしますが、いろいろと
意見交換をされたと。大変でしたね。朝出発して、夜遅くようやく
ウランバートルに着いて、そのご苦労だけは認めます。成果として、
チンゲルテイ区の
小中企業インキュベーションセンターなどを見たと。この
インキュベーションセンター、これどういう意味なんでしょうか。
○議長(林茂君) 副市長。
◎副市長(五十嵐明君) 私英語に疎くてですね、
インキュベーションセンターという意味はわかりませんが、私が視察した限りにおいては、日本でいうところの
職業訓練校というふうに私は理解してまいりました。
◆19番(猪熊豊君) これは、
当局報告は議事録に載るわけですから、市民にとって何を意味しているのかと。横文字で書けば、あたかもすごいセンターを、施設を見たということに思うかもしれない。しかし、
職業訓練学校を見たんだということです。 小中とつけますと、学校は小中学校といいますけども、普通企業の前には中小企業というんですよね、日本語的には。それを小中企業、余りなじまない言葉の羅列、漢字の組み合わせがあると。この
小中企業インキュベーションセンターという主要施設をごらんになって何を感じたんですか。
◎副市長(五十嵐明君)
インキュベーションセンターでは、ちょうどニットの織り方を研修するというか、
ウランバートル市内から受注したものを生産しておりましたが、その姿だけ見ますと、一昔前の家内制手工業的な五泉市内の家庭でやっていた織り方に似ているなという感じは見てまいりました。
◆19番(猪熊豊君) それだから何なんですか。何年か前の五泉市内の
ニット産業の姿がそこにあったと。だから、どうだったんですか。今
ペルシャじゅうたんでも昔の製法で織ったのが物すごく何十万、何百万として、その価値が見出されている。昔の姿だと、五泉のニットの。だから、どうなんですか。
◎副市長(五十嵐明君) どういうことを感じられたかということで私はお答えしたんであって、それが何だかと言われると、ちょっとあれなんですが、でも私はそれを見たときに
チンゲルテイ区のほうで
ビジネスフェアを行いたいというのは、五泉市から何らかの形で指導なり、ご協力をいただければなというふうに思っていられる実態を見たというふうに思っております。
◆19番(猪熊豊君) せいぜい言うのがそのぐらいということになるかもしれません。以前繊維製品、
ニット製品のセーフガード発令してもらいたいと。
繊維工業会が外国からの安いものが来て困ってしまうと。そのときに多くの力のある企業、市内もそうですけども、中国へ進出した。外国でつくって、それを逆輸入すればいいんだというやり方でやった。しかし、今となっては、それがことごとく失敗してしまっている。撤退してきていると。最近では、五泉市は上海へ行って、中国の富裕層を目当てにして売り込もうとやった。税金を使って市長もみずから行かれたけども、これも
ニット製品一枚も売れなかったということにつながってきている。今
モンゴルは、自分とこで材料を輸出して製品を輸入するよりも、付加価値をつけて自分の国内でつくり出していこうという動きがある。これは、インターネットで調べれば、すぐわかる。そのために織物の機械、製造機械を買う。ほとんど中国製を買うと。中国からまた安い製品が入ってくるというところです。そこで、何千キロも離れた五泉市から飛行機や船や列車を使って商売ができるかといったときに、私は甚だ疑問であるというふうに思います。 本市としては、その
意見交換の席では新潟県
五泉フェアの開催に当たっての課題などが見えてきたと。どのような課題があると、行かれて。行く前と行った後では違ったんですか。違うとこだけ言ってください。
◎副市長(五十嵐明君) 違うところだけというよりも、私どもは
ビジネスフェアそのものという考え方が私どもでもよく理解できなかったということでございますので、
チンゲルテイ区のほうに行って話し合いをした中で、ようやっとその点について気がついたということでございます。 1点目は、まず向こうの議長さんが冒頭に五泉市と交流を始めて3年になるけれども、今まで
こども委員会、
こども交流あるいは議会の交流という形でさせていただきましたけれども、私どもとしてはもう一歩先に進めたいんだというお話がございました。それにつきまして私のほうから、日本というのは実は小さなことを積み重ねて双方の信頼関係を構築した上でそういったものに進んでいくというお国柄でございますので、その点を理解していただきたいということでの話をさせていただきました。 それから、もう一点はですね、先ほど猪熊議員もおっしゃったように、中小企業ということでの資本注入を何とかしていただきたいというお話もこれございました。それに対しまして、私どもは中小企業というお話をされますけども、むしろ申しわけございませんが、中小というよりも零細に近い形の方が大勢いらっしゃるもんですから、私どものところに帰ってその
ビジネスフェアのほうに参加していただけないかという話をされたときに、経費等をかけてその
ビジネスフェアに参加をしてということになると、私は甚だ自信がないということをはっきりお伝えしてまいりました。 それから、先ほどもお話ありましたように、中国等へニットの生産拠点を移すということで、一時期そういう形での資本進出が多々あったんだけれども、反省点としては結果的に中国のほうから逆輸入されて日本の、とりわけ五泉市の地場産業が衰退をする要因にもなったということからしてですね、その点についてはなかなか五泉市民から理解を得られないのではないかという点についてお話を申し上げてきました。 私が感じたのは、以上3点でございます。
◆19番(猪熊豊君) 当然といえば当然のこと、行く前からそのぐらいのことは行政のトップであれば考えなきゃいけないことが、行って初めて気がついたということでは甚だ残念なことです。最盛期には700億、800億の生産高を誇っていたのが今100億と言われている、
工業出荷額が。非常に五泉のニットが今大変になっている。そういう中で、
モンゴルからは、五泉市さん、資本の協力をお願いします、資本というのはお金ですよ。資本の協力をお願いします。できるわけないですね。副市長が言われたとおりです。それは、できないと。当然のことだと思います。 そこで、今度は方針を切りかえて、五泉市としてはそういう産業界についてのフェアは県にお任せして、市は文化面でいきましょうと。今回参加された
モンゴル訪問団、五泉市から参加された人、何か文化について団体の責任者おられたんですか。
◎副市長(五十嵐明君) このたびは、私と議会側から6名、そして職員2名ということで、合計9名でございます。
◆19番(猪熊豊君) 文化面について協力を図っていきましょうと言われても、文化団体の代表の人がいないという中で、それがどう実現するのか甚だ言い逃れ的なというか、何にも責任が持てないような話し合いだったということです。行く必要があったのかどうか、私はそこからまず非常に大きな疑問を感じる。 次に、市職員による窃盗事件についてお聞きします。
懲戒免職処分を7月26日付でされたと。議会並びに市民の皆様に深くおわび申し上げます。今後このようなことが起きないようにモラルの徹底を図り、綱紀粛正に努めてまいりたいということでした。私は、6月25日の最終日に緊急質問して、逮捕された6月20日、県の新潟振興局と五泉市の市長初め幹部が3時から地域振興について話し合って、夕方からは場所を移して市内の料亭で
意見交換会として杯を酌み交わしたと。これについて、各新聞、マスコミが大きく取り上げました。おかしいんじゃないかと。市民もそれを見て、私のところも電話や手紙たくさん参った。その際、処分については市長の責任大きいんだから、せめてその
意見交換会が必要だったとしても、そこで挨拶をして市長はみずからが退席していくべきだったんではないかと。なぜそれをしなかったのかと。これは、大きな問題であるというふうに指摘し、市長はその当時、今後自分の処分については考えてまいりたいと言われた。今回の
当局報告では、それが全く載っていない。ご自分のされたことについては、処分はされないという結論に至ったのですか。
◎市長(伊藤勝美君) 20日の朝、警察当局からですね、電話をいただきまして、身柄を拘束するということでありました。本人は認めていなかったわけでありますけれども、拘束されたということに関しましては大変遺憾に思っておりますし、その午後ですね、課長会議を開きまして、全職員に対しての綱紀粛正について十分に考えるようにと、行動するようにということで通達を出したところでございます。今ほどありましたように、新潟県振興局と五泉市の地域振興につきまして議論を重ねまして、その後
意見交換会、懇談会ということでまた席を移ったということであります。大事な会議の継続という認識でですね、移行したというところでございます。市民の皆様にご心配をおかけしましたことに関しましてはおわびを申し上げますが、今後ともですね、私自身も襟を正してですね、市民の負託に応えるべく精いっぱい努力させていただきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆19番(猪熊豊君) 何を言っているか、さっぱりわかりません。自分に処分を下さなかった理由は何ですかと聞いても、もごもごもご。
意見交換会が必要だったと。3時から新潟振興局と話し合って、まちづくり、地域の振興について話し合ったと。5時までかかったと。さらに議論をし、要望を重ねる、考え方を聞くならば、そのまま会議を続ければいい話である、夕食を挟んでも。わざわざ料理屋のバスを呼んで料亭まで行って、そこで乾杯しながらやる必要は全くなかった。酒を飲まなければ仕事の話ができないというんだったら、五泉市役所の職員はテーブルの上にいつもビールや酒、酎ハイを置いて市民のために仕事をしなきゃいけないということになりますよ。そうじゃないですか、朝8時半から5時15分まで。しっかりと
意見交換会する必要があったならば、その場所でやるべきだったんですよ。そして、もし百歩譲っても、どうしてもそういうものが慣例となっていたならば、今回市の職員が逮捕されて私は訓辞をしたばっかりだと、綱紀粛正を職員に訴えたんだといったら、その場から挨拶終わって市長みずからが市長はその場から離れるべきだったと。なぜ離れなかったのか、これについてお聞きしているんですよ。
◎市長(伊藤勝美君) 前段の件につきましては大変遺憾に思っておりますので、訂正とまでは言いませんけども、考えていただきたいと、このように思っております。 後段につきましては、先ほど申しましたように、重要な会議の継続ということの思いでですね、取り組まさせていただきました。いろいろなご批判をいただきました。それを真摯に受けましてですね、今後、先ほど申しましたように、市民の負託に応えるべく全力で取り組んでいきたいと思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
◆19番(猪熊豊君) 市民の負託に応えるために頑張っていきたいと言うけども、みずからした行動に対して責任の一つとれなくて、何が市民の負託に応えられるんでしょうか。間違いは誰でもあります。あのとき、こうすればよかったということは、人生誰でもある。しかし、それを気づいたときに反省して改める、責任をとるという真摯な態度が大事だ。それでこそ市の職員のトップに、行政のトップに立つことができるというふうに私は思います。今の市長の態度では、市の職員のトップどころか、五泉市民の命と暮らし預かるトップとしての対応が非常にまずいと言わざるを得ません。 6月25日、県の主催で市内の料理屋で
意見交換会があったとお聞きしました。私も新潟地域振興局に聞きました。ええ、そうですか。私たちの主催なんですかと。はい、五泉市言っていますよ。これは、共催じゃないですか。お互いに開きましょうと言っただけですよ。何で私たちが主催なんですかねと。議事録に載っていますよ。県の主催でやったんですか、
意見交換会を。県は、お互いにやりましょうと言って、共催の意味でやったと言っていますよ。どっちだったんですか。
◎市長(伊藤勝美君) 活性化懇談会につきましては、県主催であります。その後につきましては、6月議会には私どもで段取りさせていただきましたと。続きの継続のことにつきましては、私どものほうで段取りをさせていただきましたという答弁をしたと思っております。懇談会につきましては、例年この五泉市をですね、新潟県振興局等から大変ご努力いただきまして、活性化に向けてですね、ご指導いただいております。本当に助かっていますし、県ご当局に対しましては感謝申し上げる次第であります。今共催という言葉も使っておりませんけども、その後につきましては市のほうで段取ったということは6月議会で答弁したと思っております。
◆19番(猪熊豊君) 当時の市長の答弁では、企画政策課がその会場の設定をさせてもらったと。
意見交換会については、新潟地域振興局が主催しているということであったと思います。 話を移しますと、反省をされていないから、みずから処分されないということにつながってくるんではないかなと思いますけども、村松小学校のシャッター事故が平成18年に起きたと。その際に、小学生の男の子が点検中のシャッターがおりてきて、講堂から出ていくときに挟まれて一時意識不明の重体になったと。幸いにもその後回復されましたけども、その際に
教育委員会が事故直後開かれて、生涯学習課は市役所のそばで課長以下、職員と暑気払いをされていて、その宴会場の中で夕方のニュースを知って戻りましょうかと言ったら、戻らなくてもいいと。しかし、後日それが議会で問題とされて処分されたと。当時伊藤市長は、助役としてその処分にも直接かかわってきた。今回は、みずからやってきたのに処分はされないと。行政としての整合性、一貫性、継続性、そういうものはどこにあるんですか。自分のときはいいけども、人がやったらだめなんだよと、こういうことですか。
○議長(林茂君) ちょっと待って。 休憩。 午前10時59分 休憩 午前10時59分 再開
○議長(林茂君) 再開いたします。
◎市長(伊藤勝美君) 先ほど申しましたようにですね、反省すべきとこは本当に十分反省しております。職員のこの不祥事につきましては大変遺憾に思っておりますし、今後このようなことがないようにですね、職員一同ですね、心を新たにして取り組むようにということで指導いたしました。反省は反省として十分認識しておりますし、今後につきましてもそのように対処しながらですね、先ほど申しましたように、市民の負託に応えながら、また議員各位の皆さんのご理解を賜りながら取り組んでまいりたいと、このように考えております。
○議長(林茂君) 6番、塚野弘君。
◆6番(塚野弘君) 職員の窃盗事件についてお聞きをしたいんでありますが、今回この事件については
懲戒免職処分としたということなんでありますが、市民の信頼を損なったという部分があるんだろうというふうに思っておりますけども、警察の関係については
起訴猶予処分ということで起訴はされなかったという内容であるわけでありますけども、窃盗事件というのは当然あってはならんということになると思いますが、
懲戒免職処分というのは一番厳しい処分であってですね、これ以上の処分はないということになるわけでありますけども、この事件ちょっと見てみると、市民会館のところの中のですね、事務所の中で金がなくなったということなんでありますが、公金も入っていたと。公金がですね、そういう状況にあるというそのものもおかしいんであって、まして公金であれば会計のところの金庫に入っているというのはあってしかるべきかもしれませんが、支所とかですね、こういう市民会館のところに公金があるというそのものについても私は問題だろうというふうに思っております。 そしてまた、その管理もそうですけども、金庫に入っていましたよと。金庫に入っていれば普通盗まれるということはないわけですけども、金庫に入っていてもなくなってしまう。そして、鍵を誰か管理しているんだろうというふうに思いますが、鍵の管理そのものを含めてですね、ずさんだと。私は、起きるべくして起きたとは言いませんけども、もしそういう心を持っている、少し金が一時的に必要だといってですね、そういうこと考えれば可能なような状態がその事務所の中でつくられていたというふうに考えたときに、それで本当にいいのかどうか。金を管理する側のほうに問題は全然なかったのかというふうに思って、あったんだというふうに私は思っておりますけども、その金の管理についてですね、どのように窃盗されてですね、なくなってですね、考えておられたのかお聞かせをいただきたいんですが。
○議長(林茂君) 小黒課長。
◎総務課長併
選挙管理委員会事務局長(小黒常樹君) 事件の経過については、細かい点は申し上げていないわけでありますが、議員おっしゃるとおり、鍵の管理についても問題があったというふうに私どもも認識しております。金庫の管理と鍵の管理につきましては、担当者のほうにやはり7月26日、同日付で厳重注意ということで処分を出したところであります。なお、その後の管理につきましては、担当課のほうに見直しするということでお願いしたところであります。
◆6番(塚野弘君) じゃ、その見直し、担当課だけじゃないんですよ、これ。庁舎全部だし、出先も、いろんなところがそうだと思うんですが、公金についてこの事件を受けてどう管理をすることになったのかお聞かせをいただきたいんですが。
◎総務課長併
選挙管理委員会事務局長(小黒常樹君) 各課におきます公金等の管理につきましては、本庁、出先関係でありましたら、極力会計課のほうの金庫に預けていただきたいというふうに指導したところでございます。ただ、時間的に、特に会計課が閉まった後に公金が入る場合もあろうかと思います。その辺につきましても、なかなか物理的には会計課の金庫におさめるのが難しい場合もあろうかと思います。それにつきましては、各職場での金庫の管理を厳重にお願いするということであります。
◆6番(塚野弘君) 会計責任者にお聞きをしたいんですが、今公金で現金支払いというのがあるんですか。基本的に現金支払いなんていうのは、あっちゃならん。今の状況で考えれば、振り込みで十分なわけで、現金が支払われるなんていう状況が、旧態依然のですね、役所であればわかりますけども、これだけコンビニでも金がおろせるような状況の中で現金を扱うなんていうのはないというふうに考えるべきなんだろうというふうに思っておりますが、そういう状況というのはあるんですか。
○議長(林茂君) 三浦会計管理者。
◎会計管理者兼会計課長(三浦一宏君) 現金で支払うというものも多少ございます。
◆6番(塚野弘君) 現金でなければ支払いができないという状況なんですか。振り込みができないという状況ではないんですか。
◎会計管理者兼会計課長(三浦一宏君) 現金でお願いしますという方がいらっしゃいますので、その方に関しては現金でお渡しするというふうな格好になっております。
◆6番(塚野弘君) この中では公金というふうに書かれているんですが、この公金というのは当然現金が含まれている、出た部分の公金が入っているというふうに考えればいいのか、そういうふうに考えるんですが、この公金というのは会計課から支払われた金もこの中には、34万円の中には入っているということなんですか。
○議長(林茂君) 熊倉生涯学習課長。
◎
教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼勤労
青少年ホーム館長兼
村松郷土資料館長兼青少年
育成センター所長(熊倉淳也君) ここに書いております公金と申しますのは、支払うための公金ではございませんで、3時以降収入があったものにつきまして総合会館の金庫の中におさめておりました。今は、原則土日と夜の公金の歳入はございませんので、3時以降銀行が閉まったものにつきましては会計課のほうの金庫におさめるように努めているところであります。
◆6番(塚野弘君) 歳入の現金だということなんですが、今言ったとおりですね、公金の管理そのもののずさんさというのは、これから見れば当然わかるわけでありますけども、先ほど言いましたが、非常に私は当然厳しく処分するということは大事だというふうに思っておりますけども、起訴猶予になった職員、私は非常に厳しい処分だったというふうに感じています。当然退職金もないし、年金にも影響してくる。出来心という言い方は悪いですけども、一度の過ちでその人の人生をですね、だめにしてしまうということが本当に処分としてこれが正しいのか。それは、市民の信頼を失ったという部分でいけば、私は厳しく処分はする必要があるというふうに思いますが、一方ではそういう部分も、先ほど言ったような部分もあるというふうに思っておりますが、市長が最終的に処分されたと思うんですが、この処分で本当によかったというふうに考えておられるのかお聞かせをいただきたい。
○議長(林茂君) 市長。
◎市長(伊藤勝美君) 大変重い処分だと認識しております。職員がですね、職を失うと。また、その前段にありましたように、公金を窃取したということで大変重いと。また、ここでは会館にですね、数回にわたり出入りをしたという表現に抑えさせていただきました。余りあれですけども、一回の窃取して出たということじゃなくてですね、前にも全協等でも報告させていただきましたが、数回にわたり出入りしたと。そういったことも大変なる重大だと認識しておりますし、委員会におきましてもですね、そういったところをしんしゃくしてですね、この処分の報告をいただいたと私も認識しております。これもなかなかいたし方ない、いたし方ないという言葉は変ですけども、初犯であり、刑事事件におきましても
起訴猶予処分ということでなったわけであります。それにつきましても本人も十分認識してですね、承諾され、その処分を素直に受けたと、このように考えておりますので、ご理解を賜りたいと思っております。
◆6番(塚野弘君) 今ありましたけども、あえて触れませんでしたけども、数回にわたってという話をされました。1回目の金がなくなったときに全然問題視しなかった。これは、やっぱり1回目の部分が、なくなった側といいますか、調べもしないで、そのままにしておいてしまったと。これだって非常にですね、問題なんですよ。そういうことがありながらも、こういうふうな事態になってしまった。このことは、もう少しやっぱりきちっとですね、反省をすべきであるというふうに思います。 そこでですね、ここで今後起きないようにということであるんですが、職員のモラルの徹底だと。モラルだけで防げるのかといえば、私はそうじゃない。やっぱり公金は置かない。置いたとしても、きちっとその管理がされている。そういう公金の管理がきちっとされなければ、また起きないとも限らない。やっぱりここはもう一度きちっとですね、この中でも金がなくなったこともあるわけですけども、泥棒が入ってですね。やっぱり公金をどう扱うのか。これは、個人の金と違うわけですから、そこはもう少しきちっとですね、対応をやっぱりすべきだ。税金がなくなるのと一緒なわけですから、そこはもう少しですね、自分の金じゃなくて、本当に大事な金なんだという認識をですね、職員の皆さんが全部やっぱり持たなければ、こういうことはまた起きる可能性もあるということなんで、そこはどういうふうにですね、今までこの事件の以降対応したのか。そして、今後どう対応されるのかお聞かせください。
○議長(林茂君) 副市長。
◎副市長(五十嵐明君) 今の質問にお答えする前にですね、今ほど塚野議員のほうでちょっと勘違いがあるかなというふうに思われますので、1点だけ訂正をさせていただきたいんですが、先ほど
当局報告させていただいた数度にわたり侵入をしという部分なんでありますけれども、この数度はこのたびの4月に起きた一連の中で数度事務室に侵入をしたということでございますので、過去がどうのこうのというのは、ちょっと私どもは理解をいたしておりません。 公金管理のことでありますけれども、先ほど市長のほうからもお話ありましたように、課長会議を開いて徹底をしたつもりでございますし、それから当該職場につきましても今まで金庫の中で管理をしていたということでございますが、会計管理者のもとで金庫が管理されているわけでありますけれども、時間までにそこに収納をきちっとするようにという指示をいたしました。ただ、残念ながら夜間の講座等の会費の納入という部分がございますので、そういったものがあった際は担当者の責任でいったん自宅に持ち帰って、翌日きちっとした会計課に納める、あるいは課の中で処理をする、そういうことで徹底をしてくれということで申し上げておりますので、さらに今これを契機にしてもう一度各職場に徹底をしていきたいというふうに思っております。
○議長(林茂君) 1番、安中聡君。
◆1番(安中聡君) それでは、質問させていただきます。
モンゴル関係、
ウランバートル市
チンゲルテイ区への行政訪問の報告についての中で、五泉市以外にも新潟県のほうからも
佐久間知事政策局長ほか、ほかは五泉市の職員ですかね、あと新潟県
国際交流協会の職員1名が随行したというふうに報告されて、
意見交換会の席で、下の部分で交流を始めるに当たり、経済の交流については県を中心としとわざわざ載せていますけども、これ県としての公式見解でこれから
モンゴル、
チンゲルテイ区と経済的に連携していくというような意味で書かれたのか、このあたりはいかがですか。
○議長(林茂君) 副市長。
◎副市長(五十嵐明君) 今安中議員おっしゃったように、当日は県の方3名と県の
国際交流協会の職員が1名、合計4名同席されたわけでありますが、団長というか、一番トップであります
佐久間知事政策局長が県知事から、五泉市が
チンゲルテイ区と交流するに当たって、最大限県としてもバックアップをしてくるようにという言葉を預かってまいりましたというお話をされました。やりとりの中で、結局五泉市単独での
ビジネスフェアの開催というのは非常に難しいだろうと。であれば、新潟県を単位とする中小企業の
ビジネスフェアという考え方で進んではどうかという提案が
佐久間知事政策局長のほうからなされました。そういう前提で今後協議を進めていったらどうかということでございましたので、その場で今後こうするという決定ではございません。ただ、そのときにそういう仲介案といいますか、県のほうの考え方が示されたということでご理解をいただきたいと思います。
◆1番(安中聡君) では、文化面、これは五泉市独自でやるという話ですけど、こちらのほうは県のほうは仲介には入らないという話なんですかね、それでは。
○議長(林茂君) 市長。
◎市長(伊藤勝美君) 私のほうから答弁させていただきますけども、この
チンゲルテイ区、最初の交流でありますので、まだ雲をつかむということではありませんけども、話し合いを進めながらですね、具現化していくというところでございます。 先般
チンゲルテイ区の議長さん初め一行が五泉市に参られたときに、五泉市のこの自然豊かなですね、施設の中に道路事情も整備されておりますし、
モンゴルと比較にならないといいますか、アスファルトが剥げておりますので、道路事情が全然違う。また、五泉市内におきましてはアスファルトの製造工場も、またコンクリートの製造工場、骨材の備蓄といいますか、骨材を製造する工場、またコンクリの2次製品をつくる工場等々、皆見られました。また、ごみの焼却場の施設、向こうは、比べると大変なんですけども、ごみが散乱しているというところでございますので、五泉市のごみが何もない、道路にもないし、走ってもですね、ごみがない、自然豊かなまちでですね、整備がこの5万5,000の小さい市でありながら皆そろってですね、一つの自治体として機能しているということを驚かれて帰られたと思っています。 今般経済交流ということで、向こうのほうはやはり水道事情、また道路事情、雨水のですね、処理の排水事情、皆整備が未整備じゃなくてですね、整備がまだ始まったところでございます。それをつぶさに議員団から見ていただきですね、五泉市と
モンゴルの
チンゲルテイ区の違いを図っていただき、また経済交流とありましたけども、どのような支援ができるのか。何もしないんじゃなくてですね、水道のパイプ一つつなぐにもですね、五泉市にはもうすばらしい日本一の技術を持った会社がいっぱいあるわけでありますので、そういった意味合いにおきましては、そういう技術指導等はなされることは可能だと思っていますし、そういったことをですね、交換しながらですね、やっていきたいと、このように考えていますし、また
モンゴルと交流している五泉市ということでですね、東京の三協工業が進出してまいりました。
チンゲルテイ区にプロジェクト、また
モンゴル国の炭鉱のところに水道の井戸関係の水関係で進出するということで社長からお話を伺っております。そういった経済交流、これから
チンゲルテイ区と水プロジェクトを始めるわけでありますけども、そういったことでですね、五泉市と
モンゴル国、また
チンゲルテイ区、
ウランバートル市どういった交流ができるかということをこれから探りながら、また市民の皆さんからご理解をいただきながらですね、そういった交流、また
モンゴルからですね、力をかりることが多々あります。そういった面も話し合いをしながらですね、交流をしていきたいと考えております。 また、この件につきましては猪熊議員さんから一般質問をいただいておりますので、その後また大変なご質問ありますので、その辺を考えていただきましてですね、質問をいただければありがたいと考えております。
◆1番(安中聡君) どういった形で進めていくのか、これからの話になると思うという話なんでしょうけども、当然これから
モンゴルと例えば経済面は新潟県の仲介を得てと、文化面は五泉市のほうで独自でという話でこれから交流していくという話ですけども、今後の交流として、やはり例えば年1回必ず
モンゴルのほうに議員団、例えば市長のほうで集めた市長団というべきものを派遣するつもりであるのか。今後は、例えばメールとか、そういったものでやりとりして話を詰めていくのか、そのあたりはいかがですか。
◎市長(伊藤勝美君) 今後のことにつきましては、先ほど申しましたとおりですね、話を詰めていくと。メールにつきましては、やりとりはですね、議員団が訪問して以来ですね、おいでいただきたい、いや、準備が整わないから行きませんよとか、そういうやりとりはずっとしておりますし、五泉市の情報等もですね、今後お知らせしながらおつき合いしていきたいと考えております。
◆1番(安中聡君) 最近の機能では、当然文章のやりとりなんかもメールでできる。ある程度の打ち合わせ、契約等々、これは実際契約になったら本人同士が会わないといけないんでしょうけども、その前の前段階の話を詰める段階においては、当然文章で済むような話、わざわざ
モンゴルまで行ってお金を使うよりは、そういったメール等々の文章のやりとりで話を詰めるということが十分可能であったと。今回の派遣に関しても結構市民の方からは厳しい意見飛んでいまして、私も大分耳にさせていただいていますけども、実際にそこまで訪問する必要があったのかという話であったわけなんですけども、今後は県とともにやっていくという話なんでしょうけども、そういった中で県のほうはこれからもう完全に
モンゴルと一緒にやっていくんだというご理解でいいんですかね。
◎市長(伊藤勝美君) 安中議員さんはメールに詳しいわけでありまして、私は本当に疎くてですね、なかなかやりとりもできませんが、安中議員さんは本当にやりとり精力的にやっておりますから、何も動かなくても家でじっとしていればみんな情報が入るという形だかもしれませんけども、やはり人と人がですね、会ってですね、話をすると、これが一番大事なことだと思っていますし、また県におきましても新潟県には
モンゴルの名誉領事館がございます。県も県単でですね、技術者を
モンゴルから呼び寄せて、もう20人以上いると思うんですけども、
モンゴルの地にですね、新潟県の後援会といいますか、新潟県に関係ある方たちの団体も昨年発足いたしました。県もですね、十分
モンゴル国と交流を深めていくということに関しましては考えていると思いますが、これからどうするかということに関しましては私の範疇を超えております。一緒になりましてですね、交流を深めていきたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
◆1番(安中聡君)
モンゴルに関しては、いろいろ考えるべきところがあるのかなということですので、とりあえずこちらのほうは終わります。 市職員の窃盗事件についてについてお聞きしますけども、今一番最後のところで職員のモラルの徹底を図り、綱紀粛正に努めてまいりたいと思っておりますというような形で書いて、それ等の質問にも答えておりましたけれども、今現在実際にどこまでの範囲の職員が綱紀粛正の範囲になっているのか。市として公金を出しているところの職員は全てという、例えば学校関係も入っているのか、そのあたりいかがですか。
◎副市長(五十嵐明君) 先ほども申し上げましたように、課長会議で徹底を図ったつもりでおりますので、その徹底を図ったことは関係する全ての職場で徹底されているものというふうに理解をいたしております。
◆1番(安中聡君) いや、そういった課長会議とかで言ったということであって、例えばそういった市の公金を支出しているところの職員を集めて大々的に話して、これから綱紀粛正、モラルの徹底ということを訓辞したというわけではないということでよろしいんですか。
◎副市長(五十嵐明君) システムの問題でありまして、課長会議を招集をして徹底を図るということは、それぞれの職場において徹底を図るということでございますので、600人近くの人間を一堂に会してということはあり得ません。
○議長(林茂君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ないようでありますので、日程第4を終了いたします。 〔「議長、休憩」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) 暫時休憩いたします。 午前11時27分 休憩 午後 零時02分 再開
○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。
△日程第5 日程の追加と変更について
○議長(林茂君) ただいま町田俊夫君外6名より発議第9号
安中聡議員に対する懲罰動議が提出されました。 お諮りをいたします。この際、本案を日程に追加し、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決をいたします。 本動議を日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(林茂君) 起立多数であります。 よって、この際本動議を日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題とすることに決しました。
△日程第6 発議第9号
○議長(林茂君) 日程第6、発議第9号
安中聡議員に対する懲罰の件を議題といたします。 本案については、
地方自治法第117条の規定により、安中議員の退席を求めます。 〔安中 聡議員退場〕
○議長(林茂君) それでは、提出者の説明を求めます。14番に願います。 14番、町田俊夫君。
◆14番(町田俊夫君)
安中聡議員に対する懲罰の動議。
安中聡議員は、自身の議員活動において事実と異なる情報を発信して市民に誤解を与えるとともに、五泉市議会の信用を揺るがして五泉市民と五泉市に多大な迷惑を及ぼしている。本日、議会運営委員会において
安中聡議員の常識を逸脱した議員活動に対する警告と善処を求める決定を行い、
安中聡議員本人に通告をした。しかし、
安中聡議員はこの決定に服さず、みずからを正当化する身勝手な主張をしている。市議会の秩序を乱すこのような行為は、市民の負託を受けた厳粛な市議会の決定を著しく軽視するものであり、その市議会の品位を軽んじるもので、決して容認することはできない。ここに五泉市議会として
安中聡議員に対し、議員としてあるまじき行動をとったゆえもって出席停止7日間の懲罰を科することを求めるものである。 平成25年9月3日、五泉市議会。 以上であります。
○議長(林茂君) それでは、質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 19番、猪熊豊君。
◆19番(猪熊豊君) ただいま議運の委員長である町田委員から提案理由言われました。
安中聡議員は、自身の議員活動において事実と異なる情報を発信したと。どのような情報なんですか。
○議長(林茂君) 町田俊夫君。
◆14番(町田俊夫君) 大きくは2つございます。まず、1つにはですね、彼が全員協議会等で主張されている、いわゆるインターネットを通じての動画配信、これが今実現をしておりません。そのことを捉えてですね、五泉市議会での議会がインターネットを通じて動画を配信できないのは、五泉市議会が後ろめたいことをやっているからだと、こういうことでブログをですね、通じて発信をされているということ。それから、同じ内容なんでありますけれども、インターネット絡みでもってですね。五泉市民のみならず、日本全国民にこのことが知られ、非難されることを恐れているから、動画配信ができないのではないかと。こういったですね、全く事実無根のことを発信をしておられる。加えて、いま一点はですね、先ほど
当局報告にもございました
モンゴル行き、これを捉えましてですね、まず行った人間の実名をちゃんとブログに載せて、そして今度はそのブログに対して、いわゆる投稿があります。この投稿というのは、ブログ開設者の承認後に公開されますよということですから、何のたれべえが投稿したから、開設者の私自身、安中聡は関係ないということには、これはならないんであります。投稿者の一例を挙げるとですね、
モンゴルに行った議員、これをですね、無法議員、不正行為議員、監視の府忘れた議員、市民を地獄に連れていく議員、任期中に旅行を楽しむ首の皮一枚議員、こういったですね、ツイッターの内容で、公務で行った議員をですね、著しく名誉を傷つけると。まさに事実無根のですね、情報を発信している。これら等であります。 以上。
◆19番(猪熊豊君) 今提出者が言われたこと、その中であたかも安中議員が言っているような説明をされた。例えばインターネット配信ができないのは、市議会が後ろめたいことをやっているからだと言われた。これは、そういう声が寄せられていますよということを紹介している、このブログの中で
安中聡議員が。そうじゃないですか。あんたたち本当に読んだのかね。
◆14番(町田俊夫君) 今のですね、猪熊議員の論法からすれば、人にですね、なすりつけて何を書いてもいいということになるんですね。ですから、私は先ほど注釈を加えました。これらは、あくまでもですね、本人の承認、これが必要なんですよということで、このブログに載るものについては本人がきっちりやっぱり責任を持ってもらう、こういう前提でですね、我々協議をさせていただきました。
◆19番(猪熊豊君) それでは、安中議員が行ったブログ、これはそういう市民から寄せられた声を紹介したと。これによって五泉市民が多大な迷惑をこうむったと書いてある。あなたは、さっき読んだ。五泉市民に多大な迷惑を及ぼしていると。多大な迷惑、具体的にどんな迷惑を五泉市民が今受けているんですか。傍聴者にわかるように説明してください。
◆14番(町田俊夫君) およそですね、ここにおられる全議員というのは住民から選ばれた、いわば代表者なんですよ。そして、その代表者が集まるこの20人の五泉市議会をですね、事実無根のことを通じて、至って信用を失墜させているわけですよ。これは、市議会にとっても、そして五泉市民にとっても、さらには五泉市にとってもですね、迷惑千万な話だと、こういう理解をいたしております。
◆19番(猪熊豊君) 極めて曖昧な答弁、その程度の答弁しかできないのか、残念でなりません。具体的に五泉市民に多大な迷惑を及ぼしていると。どういう迷惑になるのか。五泉市民は、傍聴者皆さん、何にも迷惑を及ぼしていないと思いますよ。今迷惑を及ぼしているんだったら私のところに、猪熊、俺は迷惑こうむったんだと声がかかってくるけども、一切かかってきません。 そこでですね、じゃこれもいつもこういうことを何遍も議会運営委員会として、組織として出すと私は非常に恥ずかしくなる、極めて。これを当選してまだ2年足らずの安中議員の議会活動、先ほどここに集まっている議員は、それぞれみんなが市民からの票を得て議会に集まってきていると言うけども、安中さんだってそうなんですよ。千何百票、新人として訴えて、組織のない中でやってきているんですよ。だから、さまざまな意見があって、さまざまな考え方を持っている。それでこそ民主主義の地方自治が成り立っているんだ。それを議会運営委員会で自分たちと違う意見だからということで懲罰を下す、これは余りにもやり過ぎだと私は思いますが、安中議員がこのブログを書いたことによって議会が混乱に陥ったと言われますが、安中議員はけさ9時半からその席に座って議会の運営を一切妨害していない。静かに、静粛に座って議論の推移を見守り、自分の意見を時々発している、議長の許可を得て。何ら議会の運営を妨げているものではない。
地方自治法や懲罰に値すると、それは議会の中で品位を汚したり、委員会の中で議事進行を妨げたりすれば懲罰の対象だけども、議会の外でやっていることに対して議会運営委員会でそのことはだめだということまでできる権限はないと考えますが、どうですか。
◆14番(町田俊夫君) お答え申し上げます。 今ご指摘の部分、非常にですね、大きな論点なんです。確かに言われるとおり、自治法を見てもですね、これは議会内のことが懲罰の対象になり得る。しかしながら、議会外はそうではございませんよと、こうも書いてある。その点からいけば、猪熊議員おっしゃるとおりなんであります。しかしながら、いいですか、ここから大事なんです。議会外のブログがですね、余りにもね、事実誤認だと。そしてまた、6名の実名を挙げてですね、いや、地獄に市民を連れていくような議員だとかね、そういういわば抽象的な、名誉毀損的なことを書いてですね、そしてそれを各派の代表が構成する議会運営委員会でですね、問題になって、全員一致という形で、全会一致という形でぜひ
安中聡議員、ブログでのそういった信用を失墜することはおやめ願いたい。しかも、事実無根のことだから、それを訂正していただきたいと、こういうことをですね、議会運営委員会でもって議決をしたわけですよ。そうすると、その議決そのものは議会の外の出来事とは言えないんです。議会内での委員会議決に服さないというですね、そういったいわば懲罰の対象、議会内での懲罰の対象として、けさ9時半からの議会運営委員会にですね、その事案が発生したということでありますから、だから前段の部分と後段の部分、非常に微妙ではありまするけれども、きょうの9時半から議会内で起きた出来事を私は懲罰の対象にしているということでご理解いただきたいと思います。
◆19番(猪熊豊君) 全く議会ルールもわかっていない説明でした。議会ルールというのは、委員会でどのような決定するか、それはわかりませんよ。しかし、それに服するかどうか、これは議員の議員活動を制限するものについては、それは各議員が独自で判断すると。委員会がそこまで謝れと、謝らなかったら懲罰だなんていうことができるのか。これは、極めて厳正に対応しなきゃいけない。そんなことで一つ一つ謝らなかったから、議会運営委員会の決定に服さなかったから懲罰だということには私はならないと思います。 そして、
地方自治法や会議規則のどこに違反したか。何ら第何条、132条に違反したなど言うこともできないでしょう。
◆14番(町田俊夫君) できます。
◆19番(猪熊豊君) できますか。
◆14番(町田俊夫君) そのおっしゃる自治法にはですね、自治法、それから会議規則、それから委員会条例、この3つのうち、どっかにですね、違反すれば懲罰の対象になり得るということでございまして、今上げているのは、けさの議会運営委員会の席上でですね、いわゆる議決無視という、いわば議会内の反秩序的な行為だと、こういう判断をいたします。そうしますると、委員会条例第11条のですね、秩序に反する行為ということで、そこによりどころを持ってですね、今回懲罰動議を出した次第であります。 以上。
◆19番(猪熊豊君) 全くそれをやってしまったら五泉市議会の、または村松町議会の長い伝統、歴史、こういうものがむちゃくちゃになってしまうと私は思います。いいですか。会議規則で懲罰の対象となるのは、本会議、会議の中で個人のプライバシーに関すること、または議事の運営を混乱させたり、そういう場合に限っているんですよ。議会の決定が議会運営委員会の決定、謝れ、訂正せえ、おわびしろ、こういうものに対してそれに、いや、私は考え方違いますから、それはできませんよと言ったことに対して、じゃ懲罰だなんていうことはできないんですよ。ですから、拡大解釈もいいところだというふうに思います。 それから、憲法21条ではどう書いていますか。あなたは、もとですか、今ですか、わかりませんけども、民主党から推薦されて、または市長選挙にも出たことがある。 〔何事か呼ぶ者あり〕
◆19番(猪熊豊君) いやいやいや、実際に政治的経歴を言われているんだ。だから、民主主義について日本国憲法を守る立場にあると思うけども、憲法21条についてはどういうふうに述べられているかお聞きします。
◆14番(町田俊夫君) 憲法とか、あるいは条例とか、いろいろある。しかしながら、非常に微妙な分かれ目があってですね、これは最終的には最高裁の判断を仰ぐ場合もあるんですよ。そうした場合、実は議会の品位または権威を失墜した場合はですね、議場外での行為であっても、これは懲罰を科することができるという判例が出ているんですよ。これは、最高裁判例、昭和28年10月1日。もう一つは、仙台高裁、昭和27年11月28日。この2つが出ているわけですから、幾ら憲法論議をしようが、最高裁でそういう判例が出ている限りはですね、これは三権分立の原則からして従わざるを得ないということであります。
◆19番(猪熊豊君) そうやって都合のいいところだけ逃げてきて、憲法ではどう書いてあるのかと私は聞いているんだ。憲法21条、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」、「検閲は、これをしてはならない」、そう書いてあるんですよ。そして、先ほど何だかんだ裁判の例を言ったけども、札幌高裁では議員は多少言葉は過激になるけども、それは認めなきゃいけないと、議論をする中で。そういうふうに出ているんですよ。懲罰できないと。まして議会外のことです。議会外のことについて懲罰を科するなんていうことが、この憲法の精神から、また地方自治の精神からしてもおかしい。さまざまな意見があっていいんですよ。何が正しいか、それは今の物差しと今後の物差しによっては違う。議員が考えている物差しと市民の中で、私もいろいろと聞いてみた。安中聡さんは、何も悪いこと言っていないじゃない。どうしてあんなにいじめられるの、たくさん声が聞こえてきている。誰がいじめているの、聞かれる。私は、そのとおりに答えてやっている。誰々が提出してね、誰々が賛成してね、やっているんだよと。へえとみんな驚いていますよ。混乱しているのは、あなたたちじゃないですか、提出者の。市民は、何も混乱していないですよ。 以上、終わります。
◆14番(町田俊夫君) 私は、議員としておよそ議会の内であろうと外であろうとですね、品位は傷つけてはならないというふうに思いますよ。これが私は原則だと思う。しかしながら、法の縛りがあるから、どうだこうだという議論になりますけれども、その議論もですね、私さっき言ったように、最高裁が判例を出しているわけですから、議会外でも懲罰の対象になる場合がありますよということ。 それから、猪熊議員、憲法第21条のこと言われました。確かに、いわゆる権利は一方である。しかしながら、どうですか、世の中、権利だけで済みますか。当然権利と義務というのがワンセットなんですよ。その義務違反なんです、今回は。そのことでご理解いただきたい、こう思います。
○議長(林茂君) それでは、これで質疑を終結いたします。 本案について、安中議員から一身上の弁明をしたい旨の申し出がありましたので、お諮りをいたします。これを許可することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。 よって、許可することに決しました。 〔安中 聡議員入場〕
○議長(林茂君) それでは、弁明に入ります。 1番、安中聡君。 〔「頑張れよ」と呼ぶ者あり〕
◆1番(安中聡君) はい、ありがとうございます。頑張ります。 このたび私の懲罰に対しての弁明の機会が与えられたということで、弁明を述べさせていただきたいと思います。今回の問題になったのは、昨年の9月28日とほぼ同一の内容、議会運営委員会の言うことを聞かないから懲罰だということで、今回も懲罰という話になりました。ブログというのは私生活で書いているもので、私生活の部分に関すれば、ことしの6月議会、私の政治活動報告書、これもはっきり言えば、私生活の部分の政治活動の報告ということで、こちらも懲罰という話で受けたわけでありますけれども、日本国憲法においては実際に第21条のところで表現の自由。したがって、政治活動の自由も認められていると。これは、国民の権利であるということが言われております。 今回問題だというふうに話があったのが、要するに市民のコメントですね、市民の意見。実際にインターネット動画配信についてどういう話があるかという中で、私がブログに書いた中に後ろめたいことがあって動画配信できないんじゃないかという市民の意見があるということをブログの中で紹介した、これが要するに私が話したことだということで訂正しろと。また、
モンゴルの関係について、市民等々が出したコメントを上げて、これを私が書いたんだと。事実無根でもって私を懲罰しようというのが今回の懲罰動議という話になります。市民の意見、これは重要でありますし、これは当然日本国憲法において認められている権利であります。ですが、五泉市議会の議会運営委員会のほうでは、いや、そうではないんだと。市民の議会への批判、これは許しちゃいけないんだと。それは、議員は削除しなければならないんだと。まるで市民は一切そういった政治的な発言をしてはいけないと、そういう誤解を与えるような議会の懲罰動議、これが出されているわけであります。実際にこれ許してしまえば、当然今後市民からの言葉というのを議会で発言して、市当局にこういう問題どうなんだということが発言できなくなります。市民の意見、これは何よりも重要で、なぜかといえば、当然私も含めて議員というのは市民の選挙権、1票によって選ばれたというのでありますから、当然市民が言っている、市民が不満に思っている、これを議会なり、市当局に伝える、こういう使命がある、その負託を受けていると私は自負しております。その中の一つの活動においてブログ、私生活の政治活動でありますけれども、ブログ等で市民の意見を説明した。こういう意見があるんだと。議会の考え方、これはどうなった。
モンゴルに行ったのについても、なぜこういうふうなことが議会で行われているのか、そういうことで・・・・ 〔「侮辱しています。退席させてください」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) 俺のところに何も聞こえてこないんだぞ。
◆1番(安中聡君) 市民のコメント、市民の声、私の手も広くないですし、私自転車で五泉市内ずっと回っておりますけども、それでは拾い切れない声というのも当然あります。中でブログの関係で承認した、承認していないのも含めていろいろ意見いただいております。また、メール等で、また電話等で、そのほかさまざまな、わざわざ電話してきて、会いに来てよ、話聞いてよという話で私連絡受けたことも何度もあります。そういった市民の声を議会に届ける、これに何の問題があるのか。市民が議会に対して不満を持っている、これを私生活のブログ、政治活動の中でこういう意見があるというのを発言する、もしくはこういったものに書く、これに何の問題があるのか私にはさっぱりわかりません。
地方自治法のところで今回の懲罰の関係、いろいろ私も勉強して見ていくと、132条のところに「普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない」と、こう規定がしっかりと書いてあります。今回懲罰の原因として上がっているブログ、じゃこれは何だというと、これは私生活の言論、これから全然逸脱していない。逆に議会運営委員会のほうでは、なぜかその私生活にわたる言論、これを取り上げて、今回はブログありますけども、6月議会のときには私が出した政治活動報告、これに関して、やはりこれも私生活で出したものですけども、これについて問題だと。私生活の政治活動、これを制限するような懲罰、これは厳に取り締まる、やってはいけないと。市民の声を届ける、当然の権利、これを奪ってはいけない、そう考えております。
地方自治法にもその旨書いてありますし、当然日本国憲法にも表現の自由ということで書いてあります。当然そういった日本国民にあって、しかるべき権利、これを無視して今回懲罰動議ということで私に対して出席停止7日間、これを行うということになっております。 実際これが行われることによって何が行われるかというと、議員報酬等々の削減、これ一般質問で用意しておりました。あと政治活動費、これも・・・・
○議長(林茂君) 安中さん、関係ねえとこに触れてんな。当たり前の話だけしていればいいんだって。
◆1番(安中聡君) 弁明ですか。
○議長(林茂君) 弁明じゃねえがね、あんたのが。 〔「演説だろう」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) 演説聞いているんじゃないんだよ。
◆1番(安中聡君) こういった一般質問が残念ながらできなくなると。当然こうなれば、市民の負託に応えることができない。市民の中には、こういったことはちゃんと声に出して言ってほしいと。ちゃんとそのためにわざわざ議会までお越しいただいて、または下のほうで、ほかにもありますけれども、生中継のテレビを見て、どういうふうなことを質問して、市当局はどういうことを回答するのか、自分の言ったことが議員としてちゃんと発言してもらえるのか、そういう市民の負託にこの懲罰動議が成立することによって行えなくなる。それは、市民の負託に応えられない。非常に残念で、これが民主主義の末端とも言える地方議会、市民の声を吸い上げる地方議会のあり方なのか、私は甚だ疑問でありますし、この懲罰動議は
地方自治法にも日本国憲法にも違反していることを考えれば当然行われるべきではないと考えますし、市民の当たり前の権利、当然の権利を守るためにこれからも一生懸命力の限り五泉市民のために闘ってまいりますので、どうぞお力をおかしくださいませ。どうぞよろしくお願いします。 〔「頑張れよ」と呼ぶ者あり〕
◆1番(安中聡君) ありがとうございます。
○議長(林茂君) それでは、休憩をいたします。 午後 零時33分 休憩 午後 1時38分 再開
○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。 お諮りをいたします。懲罰動議については、その提出者とともに、委員会条例第7条第1項の規定により、懲罰特別委員会が設置されることになっております。また、会議規則第162条の規定により、委員会の付託を省略して議決することはできないということにされております。 よって、本案については7人の委員をもって構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたします。これにご異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決をいたします。 賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(林茂君) 起立多数であります。 よって、7人の委員をもって構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 それでは、ただいま設置されました懲罰特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、委員に佐藤浩君、伊藤昭一君、松井聡君、牛膓利栄君、鈴木良民君、町田俊夫君、阿部周夫君、以上の7名を指名いたします。 これより休憩をいたしますので、休憩中に懲罰特別委員会を開き、委員長、副委員長の互選をしていただきたいと思います。 なお、委員会の開催場所は、全員協議会室でお願いします。 それでは、暫時休憩します。 午後 1時40分 休憩 午後 1時49分 再開
○議長(林茂君) 休憩前に引き続きまして再開をいたします。
△日程第7
議長報告
○議長(林茂君) 次に、日程第7、
議長報告であります。 ただいま休憩中に懲罰特別委員会を開き、委員長及び副委員長の互選をされました。その結果をご報告いたします。 委員長に町田俊夫君、副委員長に阿部周夫君が選出されました旨報告がありましたので、これをご報告いたします。 これより休憩をいたしますので、休憩中に懲罰特別委員会を開き、審査をしていただきたいと思います。 なお、委員会の開催場所でありますが、全員協議会室でお願いいたします。 暫時休憩いたします。 午後 1時49分 休憩 午後 2時13分 再開
○議長(林茂君) それでは、休憩前に引き続きまして再開をいたします。
△日程第8 発議第9号
○議長(林茂君) 日程第8、発議第9号
安中聡議員に対する懲罰の件を議題といたします。 安中議員の退席を求めます。 〔安中 聡議員退場〕
○議長(林茂君) 本案は、懲罰特別委員会で審査を行いましたので、委員長より報告を願います。14番に願います。 14番、町田俊夫君。
◆14番(町田俊夫君) 懲罰特別委員会審査報告書。 本委員会に付託の
安中聡議員に対する懲罰については、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により、報告いたします。 記。1つ、懲罰事犯の有無。懲罰を科すべきものと認める。 2つ、懲罰処分の種類及び内容。
地方自治法第135条第1項第3号の規定による一定期間の出席停止とし、その期間を7日間とする。 3、理由。本日、議会運営委員会において
安中聡議員の常識を逸脱した議員活動に対する警告と善処を求める決定を行い、
安中聡議員本人に通告をした。しかし、
安中聡議員はこれに服さず、みずからを正当化する身勝手な主張をしている。市議会の秩序を乱すこのような行為は、市民の負託を受けた厳粛な市議会の決定を著しく軽視するものであり、その市議会の品位を軽んずるものである。したがって、懲罰を科すことが適当である。 以上であります。
○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。 19番、猪熊豊君。
◆19番(猪熊豊君) 今懲罰特別委員長から7日間の出席停止とするということで報告がありました。まず最初お聞きしますけども、先ほど議会運営委員会として懲罰動議を提出された。そのときも提案理由は町田俊夫さん、あなたが述べられた。今回も懲罰特別委員会が開催されて、その7日間を妥当とすると、7日間とするんだという報告を今された。要するに問題があると訴えている動議を提出した人とその問題を審査するトップの人が同じ人、要するに裁判でいえば原告と裁判官が同じだと。これで公正な審査ができると思いますか。
○議長(林茂君) 町田議員。
◆14番(町田俊夫君) 特別委員会をですね、開会をし、民主主義の原則に従って皆さんの意見を集約した結果、満場一致にですね、私が選ばれたということでありますので、今ほど猪熊議員の指摘は当たりません。
◆19番(猪熊豊君) その辺が五泉市議会の実態なのかもしれません。 それでは、具体的にお聞きしますが、審査の過程の中で懲罰特別委員会の中で7日間とすると。懲罰特別委員会でどのような意見を、何人の方が出されましたか。発言されましたか。
◆14番(町田俊夫君) 1名の方が意見を申され、そしてあとの方は同意であるということであります。
◆19番(猪熊豊君) 私も傍聴していましたけども、それで十分な議論がなされたのか。わずか1名の方、同じ方が発言し、あとの方は意見を言わず、同じですと。黙っていると。異議ありませんと。本当にこれで審査ができたのか。私は、大勢の市民の皆さんが懲罰特別委員会の傍聴に駆けつけられたけども、これでいいんでしょうかねという声を聞きました。本当にそうだと思います。これで十分な審査が本当にできたのか、私は大きな疑問がある。 以上、終わります。
○議長(林茂君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 安中議員から一身上の弁明をしたいとの旨の申し出がありますが、お諮りをいたします。これを許可することにご異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決をいたします。 許可することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(林茂君) 起立少数であります。 よって、不許可といたします。 それでは、討論に入ります。ご意見ありませんか。 19番、猪熊豊君。
◆19番(猪熊豊君) 安中議員に対する出席停止7日間の懲罰に対する意見を述べます。 安中議員が自身のブログで、市議会について市民から寄せられた声を紹介しました。これに対して本日開かれた議会運営委員会で訂正を求めたけども、安中議員が応じなかったことで出席停止7日間の懲罰を行うものです。 安中議員への懲罰を科すことは、大きく3つの問題があります。第1の問題は、市民の声を市議会に届けられなくしてしまう問題です。市会議員は、市民の厳正な選挙によって選ばれ、さまざまな市民の声を代弁するために議会に出席しています。今回三たび安中議員に出席停止処分が科せられようとしていますが、これは安中議員を通して市政に届けられるべき声を封殺してしまうことになります。安中議員に託された市民の声をしっかり尊重すべきです。これが民主主義議会制度の原則です。 第2の問題は、懲罰を科すことができるのは
地方自治法132条で、議員が議会内で無礼の言葉を使ったり、議会の進行を妨害した場合に限られています。安中議員は、けさの朝9時半から自分の席に座り、静かに議論に参加しています。何も132条に違反するような行為はしていません。 第3の問題は、日本国憲法第21条にこの懲罰動議が違反することです。憲法21条では、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」、「検閲は、これをしてはならない」と定められています。民主主義の政治とは、さまざまな人たちの意見を持ち寄り、議論して進めていくことです。したがって、正しいといっても、その判断基準や価値観は人によって、考え方によってさまざまです。当然のことです。多数の力によって検閲して消してしまえば、民主主義は機能しなくなります。したがって、言論に対して異議があれば、言論で行えば済むことです。もし安中議員のブログに対して問題があるとするならば、その人は言論によってやればいい。そして、判断するのは、市民が判断するんです。非常識なことをもし安中議員がブログで書けば、賢明な市民はそれを見て安中議員を支持しないでしょう。それは、選挙のたびごと繰り返されることです。市民は、それほど無知ではありません。しっかりとした判断基準を持っています。五泉市議会の民主主義を守るためにも、安中議員への今回の懲罰に私は反対します。
○議長(林茂君) 15番、阿部周夫君。
◆15番(阿部周夫君) このたびですね、本日議会運営委員会において安中議員の常識を逸脱した議員活動に対する警告を求め、また改善を求めたんですけども、安中議員は受け入れていただけませんでした。この議運のですね、謝罪等の決定に従わず、みずからを正当化する主張をしている。 まずですね、2つありますけども、やはり言論の自由とはいえ、人をですね、誹謗中傷してはならない。動議のときも言いましたけども、
モンゴルに行かれた6人の議員、大変な日程の中、議会を代表されて行った6人に対してですね、無法議員、不正行為議員、監視の府を忘れた議員、市民を地獄に連れていく議員、任期中に旅行を楽しむ首の皮一枚議員、これがですね、皆さん言論の自由と言えますか。安中議員の使っているヤフーブログには、特定の個人の攻撃や参加者同士の誹謗中傷を禁止しますと。投稿した記事やコメントはもちろん、ブログのコメントなど他人を書き込んだ場合でも管理者の責任が問われます。不適切な投稿だと感じた場合は、自分で削除するなどの措置も検討しましょう。相手が著名人や企業、団体の場合も、根拠のない度を過ぎた批判を行った場合は名誉毀損や侮辱に該当する可能性がある。氏名や法人名を伏しても名誉毀損が成立する場合もあると。これヤフーブログの決まりです。その一般の決まりも守れない議員がですね、言論の自由だということで人を誹謗中傷、無実の罪に陥れてはならない、私はそう感じてこの7日間の処分は適切だと感じております。 以上です。
○議長(林茂君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。 採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は、安中聡君に7日間の出席停止の懲罰を科すことであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(林茂君) 起立多数であります。 よって、
安中聡議員に7日間の出席停止の懲罰を科すことは可決されました。 〔安中 聡議員入場〕
○議長(林茂君) ただいまの議決に基づき、これより
安中聡議員に7日間の出席停止の懲罰の宣告を行います。 安中聡君に7日間の出席停止の懲罰を科します。 安中議員、退席を願います。 〔安中 聡議員退場〕
△日程第9 報告第5号
○議長(林茂君) 次に、日程第9、報告第5号
継続費精算報告書についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 市長。
◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました報告第5号
継続費精算報告書についてご説明申し上げます。 平成23年度、平成24年度と継続費を設定いたしました総合保育園建設事業の実施設計等委託が完了しておりますので、
地方自治法施行令第145条第2項に規定により、
継続費精算報告書を提出し、ご報告いたします。 以上であります。
○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ないようでありますので、日程第9を終了いたします。
△日程第10 議第57号
○議長(林茂君) 次に、日程第10、議第57号 専決処分の報告承認についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 市長。
◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました議第57号 専決処分の報告承認についてご説明申し上げます。 このたびの専決処分は、平成25年7月30日付で平成25年度五泉市
一般会計補正予算(第3号)を専決したものであります。7月30日未明からの大雨により被害を受けた林業施設等を応急復旧するための費用について、予算措置をしたものであります。 それでは、補正の内容について申し上げます。このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額にそれぞれ685万円を追加し、歳入歳出予算総額を229億6,787万7,000円とするものであります。 まず、歳入について申し上げます。14款県支出金195万円の追加は、2項県補助金で林業施設災害復旧事業費補助金であります。 20款市債490万円の追加は、林業施設及び公共土木施設災害復旧事業費充当債であります。 次に、歳出について申し上げます。4款衛生費270万円の追加は、1項保健衛生費の環境衛生費で、簡易水道事業特別会計繰出金であります。 6款農林水産業費1,731万5,000円の追加のうち、1項農業費290万円の追加は、土砂撤去委託料180万円が主なものであります。 2項治山林業費1,441万5,000円の追加は、林道復旧等委託料790万円、林道施設災害復旧工事300万円の追加が主なものであります。 8款土木費890万円の追加のうち、2項道路橋梁費220万円の追加は、道路維持費で復旧作業委託料140万円、橋梁維持費で流木撤去委託料80万円であります。 3項河川費670万円の追加は、河川総務費で河川土砂撤去委託料350万円、小規模工事320万円であります。 9款消防費50万円の追加は、時間外勤務手当であります。 12款予備費2,256万5,000円の減額は、歳入歳出を差し引きし、減額するものであります。 次に、第2表、地方債の補正であります。災害復旧事業の限度額を追加するものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 以上です。
○議長(林茂君) それでは、これより質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 19番、猪熊豊君。
◆19番(猪熊豊君) 7月30日未明からの大雨による被害が発生したということですが、人的というか、住んでいる、生活されている人たちへの被害というのは、床上浸水というものが発生しなかったということは不幸中の幸いでありました。7月30日未明から被害が発生する間にどのぐらいの雨量が五泉市にあったのか、この辺わかりますか。
○議長(林茂君) 小黒総務課長。
◎総務課長併
選挙管理委員会事務局長(小黒常樹君) 24時間雨量で申し上げます。五泉消防の計測によりますと、29日7時から30日7時までの間65ミリ、村松分署によりますと79.5ミリであります。
◆19番(猪熊豊君) ことしの夏は、全国各地で局地的豪雨、今までに経験したことのない豪雨ということでかなりの被害が出ている。史上最高の気温も四万十市の地域で41度を記録すると、豪雨も。そして、きのうも昼から関東地方で竜巻が発生し、多くの被害が起きているということになります。大変自然災害というものが、いつ、どこに起こるかわからないという状態になっております。この被害総額は、林道とか、簡易水道も被害を受けましたが、総額幾らになるということで予算がのっている、私も計算しましたけども、幾らになっているんでしょうか。
◎総務課長併
選挙管理委員会事務局長(小黒常樹君) 河川、道路、林道、農地、あと簡易水道等も含めまして、2,861万5,000円というような集計でございます。
◆19番(猪熊豊君) 私が計算しますと、2,941万5,000円となりました。それで、約3,000万近くが被害を受けているということです。災害が発生した場合に予備費で対応する、または借金で対応するということを地方自治体はしなきゃいけない。その際に、やはり災害は予期していないわけですから、国、県からの援助が必要になってくると私は思います、市民の暮らしを守るためにも。今回五泉市は、全国的に比べれば、それほど大きな被害ではなかった。例えば長岡市なんかでは大変な土砂崩れがあったり、海岸部でも民家が押し流され、とうとい命が犠牲になっているということも発生していますが、そこから比べれば、まだ小さいものですが、しかし厳しい財政の中で対応するとすると、予備費を削る、借金をするということになります。この補正予算で見ますと、約3,000万ぐらいの被害を受けながら、県から来ているのは200万弱ですね。1%にも満たない県からの災害復旧の補助金です。やはりここをしっかりと泉田さんからしてもらわなければ、安心して地方自治が運営できないということを考えますけども、国、県からの災害が起きた場合にしっかりと支援を頼むということについてどのようにお考えなのかお聞かせください。
○議長(林茂君) 番場財政課長。
◎財政課長(番場幸夫君) お話のとおり、災害復旧事業につきましては補助金や市債を起こした場合でも元利償還金が、相当額が後年度で措置されるということでございます。7月30日、現場を見て専決をいたしました。2年前の新潟・福島豪雨のときなどを参考にしまして、哺土原林道等は確実に災害復旧に該当するんでございますが、あと小規模ということで財源の見込めるものは見込んで、残りは市債を充てたということでございます。市債は、少なくとも半分、多いもので95%くらいが元利償還金が措置されるということでございました。なお、特にボリュームが多うございましたが、林道、作業道関係につきまして路面が洗掘されて車が通れないというふうな状況ございますが、いわゆる災害復旧という補助に至らないものもございましたが、それはやはり単費でも復旧をしなければだめだろうということで予算組みがされたというふうな事情でございます。
○議長(林茂君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。 よって、さよう決定をいたしました。 討論に入ります。ご意見ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。 採決をいたします。 議第57号は、承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。 よって、議第57号は承認することに決しました。
△日程第11 議第58号
○議長(林茂君) 次に、日程第11、議第58号 専決処分の報告承認についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 市長。
◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました議第58号 専決処分の報告承認についてご説明申し上げます。 このたびの専決処分は、平成25年7月30日付で五泉市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を専決したものであります。7月30日未明からの大雨により、同日早朝に田川内水源管理道路で山側斜面及び路肩が崩落し、通行不能となり、水源管理のために早急な道路復旧が必要となったため、専決を行ったものであります。 このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額に270万円を追加し、歳入歳出予算総額を7億7,710万2,000円とするものであります。 それでは、補正の内容について歳入から申し上げます。4款繰入金270万円の追加は、衛生費繰入金であります。 次に、歳出について申し上げます。2款建設改良費270万円の追加は、災害復旧事業の委託料20万円と工事請負費250万円であります。 以上、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 以上です。
○議長(林茂君) それでは、これより質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りをいたします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。 よって、さよう決定をいたしました。 討論に入ります。ご意見ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。 採決をいたします。 議第58号は、承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。 よって、議第58号は承認することに決しました。
△日程第12 議第63号
○議長(林茂君) 次に、日程第12、議第63号 市有財産の減額貸付についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 市長。
◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました議第63号 市有財産の減額貸付についてご説明申し上げます。 このたび貸し付ける財産は、村松工業団地2丁目地内の宅地2筆で、計3万2,833.01平方メートルであります。これは、この土地を活用した大規模太陽光発電施設、いわゆるメガソーラーの設置及び運営のため公募型プロポーザル方式により事業者を募集したところ、3事業者から企画提案があり、この中から越後天然ガス株式会社の企画提案を採択し、同社に貸し付けるものであります。貸付期間は平成25年10月1日から平成30年3月31日まで、貸付金額は1平方メートル当たり180円で、年額590万9,941円であり、8月12日付で仮契約を締結いたしました。適正な対価による貸し付けは、近傍で貸し付けしている1平方メートル当たり230円と判断しており、市有財産の減額貸し付けに当たることから、
地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議決を求めるものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 以上であります。
○議長(林茂君) それでは、これより質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 19番、猪熊豊君。
◆19番(猪熊豊君) せっかくの機会ですので、お聞かせください。 私は、再生可能な自然エネルギー、これを五泉市内で、市民の目が見えるところでいよいよ発電するということに対して大変期待しています。これからは、そういう方向で取り組んでいっていただきたいと。全国で今その取り組みが進められているところです。 そこで、お聞きしますが、まずプロポーザル方式で行われたと。3社が参加されて、この越後天然ガス。越後天然ガスといいますと、新津、五泉、村松、この地域で天然ガスの供給事業をされているところですが、ガスの供給事業。新潟市へ行きますと、今度は北陸ガスというのがあります。大きな会社です。応募された3社の中で太陽光発電、これについて実績のある会社は何社でしたか。
○議長(林茂君) 杉山
環境保全課長。
◎
環境保全課長(杉山信二君) 1社でございます。
◆19番(猪熊豊君) 1社でありますというふうに答えられました。越後天然ガスは、どう考えても太陽光発電はされていないと思うんですけども、そうですか。
◎
環境保全課長(杉山信二君) 越後天然ガスは、今まで実績はございません。
◆19番(猪熊豊君) 今回公募型プロポーザル方式でやられたということで、専門家の方、それから市の職員の方で選考委員会を開いた。事業計画書なるものも、プロポーザルですから、いかにして自分の会社がやれば経費が少なくて、必ずこういう事業が達成できますよということを細部にわたってプロポーズしなきゃいけないと思うんですね。発電事業収支計画というものを出すことも各年度ごとに行われている。一番評価点で高かったのは、3事業のうち、この越後天然ガスですけども、何が一番大きく分類したときに評価が分かれる、この越後天然ガスの総合点がよくなったその分岐点はどこですか。
◎
環境保全課長(杉山信二君) 今ほど議員から話があったとおり、7人の評価員の評価が最も高かったのは越後天然ガスでございます。その理由ということでございますが、まずは発電事業を計画的かつ安定的に行うことが期待できるような企画書であったというようなこと。それから、賃貸料がですね、1平方当たり180円ということで最も高くですね、市有財産活用においても最も有効であるというふうに評価されたのではないかと思っています。
◆19番(猪熊豊君) ぜひこの事業成功させて、継続的にそこの第二工業団地で越後天然ガスが効率的に電気の発電を行ってほしいと願っていますが、しかしまだ実績がない段階で、書類だけでの審査で本当にそれができるのかどうか。ここは、やはりしっかりと調査していかなきゃいけない。電気を売る事業ですから、売電収入、そして設備投資もしなきゃいけない。ソーラーパネル、まだ高価です。ソーラーパネルだけで、あと電線をつなげれば売電ができるかといえば、そうでない。トランスも必要でしょう。さまざまな電気設備が必要です。そういうことを考えて、何年たてばこの設備投資したものが売電して、さらに施設の更新をしながらペイする、元を取ることができるのか、ここが経営者としてその事業に乗り出すかどうか分岐点なわけです。そうでないと、そういうことを計算しないでやりますと、これは経営者の特別背任というか、その責任が問われる。十分間違いないようにしなきゃいけない。特に実績がなければ、それなりのことを慎重に対応しなきゃいけない。ここは、何年でそれが売電して設備を投資した、さらに更新する、これがお金が元を取るという、何年でやるということになりましたか。
◎
環境保全課長(杉山信二君) あくまでもこの事業につきましては20年間実施するというようなことでですね、トータルでどれぐらい収支が見込めるかというようなことで企画も受けてございます。そうすると、建設費、それから維持管理費の経費をですね、20年間の収入、当然20年間の売電収入になりますが、それ差っ引きますと、おおむね8,400万程度の収入が見込まれるというような計画になってございます。
◆19番(猪熊豊君) ソーラーパネルを売り込む業者、建設する業者、さまざまな全国で今この原発の事故が起きている、そういう中で再生可能自然エネルギーを促進する、これはもう国挙げてやっている。そういう中で、個人にも、売電する企業そういう大型のメガソーラーの施設をつくるものに対しても、個人の場合は国からの補助制度がありますけども、大きな施設になりますと、そういうものがない。したがって、投資の経費が非常にかかる。そういう面では、一生懸命企業としてソーラーパネルのメーカーは売り込んで、いや、もうかりますよと。うちの会社のやつは性能がいいですから、もうかりますよと言ってどんどん売り込んでくる。しかし、つくってみたけども、それほどの効果が上がらない、収入がないということも一方では危惧される。 今この計画書見ますと、越後天然ガスでは1,560キロワットの発電容量が力を出すと。これは、1,000で割りますと、1.5メガワットですけども、これは最大の発電量をしたときです。このパネルを使ってやったとき。しかし、日が沈めば発電はできません。太陽が当たっているだけ。雪の日、雨の日、発電はぐっと落ちます。平均的には、最大発電量の10%まで落ちてしまうとも言われています。雪国では、雪がかぶってソーラーパネルは使えなくなる。傾斜をつけながら、それをやるんでしょうけども、積雪があった場合はソーラーパネルにかからないように1メートルか2メートル高さを高くしてパネルの設置をするということも考えられるでしょう。この1.5メガワットで発電した場合に、私は素人ですけども、どのぐらいの世帯の電気料を賄うことができるのか。1.5メガワット自身はどうですか。
◎
環境保全課長(杉山信二君) 標準世帯の年間の電力の使用量が約3,600ぐらいと言われてございます。そういう中で、今回の1.5メガのパネルでですね、年間約140万キロワット程度ということになりますと、おおむね420世帯が見込まれるというふうに考えております。
◆19番(猪熊豊君) 大体私の計算も400世帯ぐらいでしょうということで計算はできました、同じ3,600キロワットの計算でいきますと。そういう点で400世帯、私の町内ではもう200世帯ぐらいありますから、駅前と緑町を足してそのぐらいかなというところです。 そこで、3社が応募して1社、越後天然ガスが今回そこで太陽光発電を行うと。第二工業団地、村松にある工業団地、大分売れ残っているということも以前から聞きました。そういう点では、せっかく3社が応募してきたならば、もう少し便宜を図ってそういうものが工業団地の中にできないのかと素人ながらに思うんですけども、それはどうなんですか。
○議長(林茂君) 市長。
◎市長(伊藤勝美君) 今回のところは、正確な数字ですけども、3万2,000平米強だと思っております。そのほかの用地がそれだけないわけでありまして、まだ林野でですね、工業団地外のところに、外枠にまだ林野で工業団地用地としては残っておりますが、整備されておりません。その高台から下のですね、シイエムケイ蒲原電子さんの駐車場の横には1町歩ほど残っていますけれども、メガにつきましては面積不足ということであります。1メガにおきましては、やっぱり1万5,000平米、3万はあれですけど、2万平米あれば間違いないんですけども、下に残っているのは1町歩、1万平米でありますので、面積的には不足しているということであります。工業の誘致ということで一生懸命しておりますけども、そういったところが今先ほど申しました山林のところがありますので、それが整備できるぐらいですね、応募があり、こういうところに進出したいという企業がありましたらお聞かせいただきながら、私どもも努力していきたいと考えております。
◆19番(猪熊豊君) 五泉市は、工場誘致を一生懸命されている。しかし、なかなか実を結ばない。そういう中で、地権者の協力を得ながら、このように借地をしてもらって、借りてもらって、そこを活用しながらソーラー事業を展開できる、そういうまちづくりというものもひとつ大きなこれからの方向ではないかなというふうに思います。今回のメガソーラーの施設が住民にとっても、子供たちにとっても、そこへ行けばこれからの自然エネルギーを活用した施設が見れると。そして、そこに説明をする施設を五泉市がつくって子供たちの自然環境や学習をする場所として、または近くに公園をつくり、ソーラーパネルを見ながらエネルギーについて考えると。そういうサンシャイン広場というかね、そういうものをつくりながら、これからのエネルギーを考えていくという地域になってもらいたいなと心から思いますが、この場所をつくる、そして維持するときに雇用の面、これも事業計画に載っている。当然出すわけですね、地域の貢献度または地域にどのぐらいの雇用がふえるか。これは、実際に雇用の面で余り効果がないという考え方もできるわけですけれども、どのぐらいの雇用効果があるんですか。
◎
環境保全課長(杉山信二君) 雇用効果につきましては、建設時においてはですね、地域の建設業者、それから電気工事店など多くの方がですね、参加できるんじゃないかというような企画提案を受けてございます。通常運転においては、なかなかランニングコストの中でですね、運転管理的な部分については余り必要でないというふうなことでございますので、直接的にですね、雇用が生まれるようなことは余りないんじゃないか。ただ、維持管理上ですね、草刈りとか、そういうものがあればですね、地元の方を優先的に雇用していただくというようなことで考えていきたいというふうに考えています。
○議長(林茂君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りをいたします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。 よって、さよう決定をいたしました。 討論に入ります。ご意見ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。 採決をいたします。 議第63号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。 よって、議第63号は原案のとおり可決されました。 ちょっと休憩。 午後 2時57分 休憩 午後 2時57分 再開
○議長(林茂君) 再開いたします。
△日程第13 認定第1号~認定第8号、議第72号
○議長(林茂君) 次に、日程第13、認定第1号から第8号まで及び議第72号、以上9件を一括議題といたします。 当局の説明を求めます。 市長。
◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました認定第1号から認定第8号までについて、一括ご説明申し上げます。 初めに、認定第1号の五泉市
一般会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。収入済額は223億7,626万8,412円、支出済額は215億1,805万1,371円で、差し引き残額は8億5,821万7,041円となり、ここから繰越明許費に係る繰越財源1,603万9,000円と継続費の逓次繰越額200円を差し引いた翌年度繰越額は8億4,217万7,841円となりました。 次に、認定第2号の五泉市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。収入済額は58億9,729万9,586円、支出済額は58億9,729万9,080円で、差し引き額が506円となりました。 認定第3号の五泉市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。収入済額は54億3,670万5,440円、支出済額は54億447万1,000円で、差し引き残額は3,223万4,440円となりました。 認定第4号の五泉市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。収入済額は33億8,061万3,242円、支出済額は33億7,861万2,243円で、差し引き残額は200万999円となり、繰越明許費に係る繰越財源200万円を差し引いた翌年度繰越額は999円となりました。 認定第5号の五泉市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。収入済額は3億2,923万319円、支出済額は3億2,922万9,766円で、差し引き残額は553円となりました。 認定第6号の五泉市川東財産区
一般会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。収入済額は420万8,654円、支出済額は22万9円で、差し引き残額は398万8,645円となりました。 認定第7号の五泉市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。収入済額は4億6,418万9,418円、支出済額は4億5,359万9,015円で、差し引き残額は1,059万403円となりました。 認定第8号の五泉市
水道事業会計決算の認定について申し上げます。まず、3条予算の収入につきましては10億4,066万996円、支出につきましては7億8,817万8,271円の決算額となりました。消費税計算後の当年度未処分利益剰余金は2億1,553万1,258円となりました。 次に、4条予算の収入につきましては2億8,384万6,775円、支出につきましては8億2,686万1,346円の決算額となりました。収入が支出に対して不足する額5億4,301万4,571円は、内部留保資金等で補填いたしました。 以上、8件について監査委員の審査を終え、その意見書並びに主要施策の説明書を添えて提出いたしますので、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 次に、議第72号 平成24年度五泉市
水道事業剰余金の処分についてご説明申し上げます。平成24年度五泉市水道事業における未処分利益剰余金2億1,553万1,258円の処分につきましては、1,100万円を企業債償還のための減債積立金に積み立て、2億453万1,258円を建設改良積立金とするものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 以上であります。
○議長(林茂君) それでは、お諮りをいたします。 ただいま議題としております各会計決算及び議第72号につきましては、7人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、休会中審査として付託することといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。 よって、さよう決定をいたしました。 それでは、ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、委員に佐藤浩君、松井聡君、広野甲君、鈴木良民君、阿部周夫君、長谷川真介君、猪熊豊君、以上の7人を指名いたします。 これより休憩をいたしますので、休憩中に決算審査特別委員会を開き、委員長、副委員長の互選をしていただきたいと思います。 なお、委員会の開催場所でありますが、第2委員会室でお願いします。 暫時休憩します。 午後 3時04分 休憩 午後 3時21分 再開
○議長(林茂君) それでは、休憩前に引き続きまして再開をいたします。
△日程第14
議長報告 (1) 決算審査特別委員会委員長及び副委員長の互選結果について
○議長(林茂君) 日程第14、
議長報告であります。 ただいま休憩中に決算審査特別委員会を開き、委員長及び副委員長の互選がされました。その結果を報告いたします。 委員長に長谷川真介君、副委員長に猪熊豊君が選出されました旨報告がありましたので、ご報告をいたします。
△日程第15 市政一般に関する質問
○議長(林茂君) 次に、日程第15、市政一般に関する質問であります。 これより一般質問を行います。通告順により質問を許します。 通告1番、阿部周夫君・・・・ちょっと待ってください。 ちょっと休憩。 午後 3時22分 休憩 午後 3時23分 再開
○議長(林茂君) 再開いたします。 それでは、一般質問を行います。
◆15番(阿部周夫君) 通告に従いまして、一般質問を始めます。 件名です。村松地区の中核の教育環境を有する愛宕中学校は存続すべきである、それと2番目、自殺予防対策について、2点を簡潔に質問いたします。 村松地区の中核の教育環境を有する愛宕中学校は存続すべきである。五泉市
教育委員会の突然の愛宕中学校を閉校とする決定は、市民、地域、学校関係者、愛宕中学校の生徒、愛宕中学校のPTA、議会等に事前の説明も全くないまま突然に決められました。山王中学校を閉校の条件に納得できる理由もなく、愛宕中学校も閉校とする
教育委員会の決定に断固反対いたします。これが要旨です。 本題の質問です。そもそも今年度、山王中学校と十全小学校の閉校が議員並びに議会に説明されたと私は記憶しております。それがですね、突如としてですね、
教育委員会の方針として愛宕中学校と山王中学校の両校を閉校し、新しい中学校を村松地区に新設するという方針にいっとき変わったと聞いております。このことは、愛宕中学校PTAには全く寝耳に水であり、愛宕中学校に通う生徒、PTAは非常に不快感を示しております。村松東小学校と川内小学校の統合でできた愛宕小学校の新設をきっかけでですね、小学校時代に閉校を経験した児童がいる中で、またですね、中学校でも学校が閉校するという経験をする生徒も出てきます。山王中学校の生徒並びにPTA及び地域の方々が、愛宕中学校も閉校にしなければ山王中学校統廃合には応じないという状況ということであれば、今後
教育委員会は愛宕中学校の生徒及びPTA、そして地域住民の方にですね、当初の議会の説明のとおり、愛宕中学校への編入を誠意を持って今後説明すべきであると思います。 次、自殺予防対策強化について。五泉市において自殺者が増加傾向と聞いております。さらなる自殺予防対策が不可欠である。 新潟県は、全国的に自殺率が非常に高く、この新潟県内においても五泉市は自殺者が多いと聞いております。当市においても平成22年度から自殺予防対策のゲートキーパー事業が始まりましたが、現在も自殺者が多い現状を考えると、五泉市として新たな自殺予防対策が必要であります。市内の自殺者減少に向けて直ちに取り組まなければならないと思っております。前向きな答弁をよろしくお願いいたします。 以上、壇上より質問を終わります。
○議長(林茂君) 市長。
◎市長(伊藤勝美君) 阿部議員のご質問にお答えいたします。 自殺予防対策強化についてであります。五泉市の人口動態統計による過去5年間の自殺者数は、平成19年、18人、平成20年、13人、平成21年、7人、平成22年、17人、平成23年、15人という状況であります。平成23年の人口10万人に対して死亡率を県や国と比較いたしますと、五泉市27.8%、県27.7%、国22.9%で、五泉市はやや高い状況にあります。性別、年齢別の5年間の累計では、男性が、ちょっともとへ。休憩。
○議長(林茂君) 暫時休憩します。 午後 3時29分 休憩 午後 3時29分 再開
○議長(林茂君) じゃ、再開をいたします。
◎市長(伊藤勝美君) 大変申しわけございません。五泉市27.8人、これ10万人に対しましてです。県27.7人、国22.9人で、五泉市はやや高い状況にあります。性別、年齢別の5年間の累計では、男性が55人、女性が15人と男性が多く、年齢別では40代、50代の働き盛りの方が男性では45%、女性では47%と多い状況にあります。市の自殺対策につきましては、平成21年度から重点事業と位置づけ、研修会やパンフレットの全戸配布などによる普及啓発や専門職による相談会の開催などに取り組んでまいりました。また、働き盛りへの対策として、事業所へ出向いて健康教室を開催するとともに、関係者との連携づくりにより、昨年9月5日にはワンストップ総合相談会を開催し、11人の相談がありました。今年度は、より多くの方から利用いただけるように4回にふやして実施いたします。人材の育成といたしまして、平成22年度から実施しておりますゲートキーパー養成研修会には延べ130人余りの方が参加いたしました。研修を受講された方からは、専門職につなぐことや相手の気持ちを尊重し、話を聞くことにより気持ちを楽にしてあげられたなど、研修を生かし、ゲートキーパー役を担っていただいております。今後も講演会等による普及啓発やゲートキーパーの養成研修による人材育成など自殺予防対策を継続するとともに、ご遺族に対する支援にも取り組んでまいりたいと考えております。 愛宕中学校についてのご質問は、教育長がお答えいたします。 以上であります。
○議長(林茂君) 井上教育長。
◎教育長(井上幸直君) 愛宕中学校の存続についてのご質問であります。 学校の適正配置検討会につきましては、平成23年6月にPTAを対象に、翌24年度には保護者並びに地域の皆様を対象として2回開催したところであります。今年度に入り、愛宕中学校と山王中学校の統合の期日を平成27年4月1日とすることを提示した適正配置検討会を開催いたしました。その際、山王中学校保護者の方々から、愛宕中学校と山王中学校の生徒はほぼ同数なので、対等合併にしてほしいという意見をいただきました。このことを考慮いたしまして、受け入れ先となる愛宕中学校保護者に両校を閉校して新設の中学校を設立することも選択肢の一つとして提案したとこであります。その後、さらに両中学校の保護者並びに地域の皆様との適正配置の検討会を重ねてまいりました。それらの内容を踏まえ、平成27年4月1日より山王中学校の生徒は愛宕中学校に通学することが望ましいと判断し、このことを8月の
教育委員会に報告して方針の決定をいただいたところであります。この決定につきましては、愛宕中学校及び山王中学校のPTAの役員の皆様にお伝えしたところであります。今後も必要に応じてPTAを中心とした学校関係者や地域の皆様と協議を行い、円滑な統合に向けて取り組んでまいる所存であります。 以上です。
◆15番(阿部周夫君) 今教育長答弁、私は理解できたんですけども、周りにいる議員の何名の方から納得がいかないという意見がありまして、ちょっとかわりに質問しますが、これ議会議決が要ることです。7名の方が賛同しなければ成立しません。当然地域を代表されている方が議員になっておりますので、先ほど壇上でも申し上げましたけども、誠意を持ってですね、この統廃合、対応していただきたいということです。 結局ですね、話を受けてもめた原因といいますか、今の現状はですね、やはり
教育委員会の方向転換というか、今先ほどの8月の
教育委員会で山王中学校の生徒は愛宕中学校に通学するのが望ましいということだったんですけども、今年度の4月等々、愛宕中学校がなくなるということで、結構PTAの方が驚いたということでいろんな意見が出たんですけども、その辺の経緯ですね、これ
学校教育課長でも構いませんけども、山王中学校の方の話は後でいいんですけど、とりあえず愛宕中学校の父兄に対しての説明、時系列でですね、きょうに至るまで説明していただければと。
○議長(林茂君) 星野
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(星野弘君) 愛宕中学校の保護者並びにPTAに関する説明等でございますが、6月の12日に愛宕中学校のPTAの役員の方につきまして、今ほど答弁にありましたが、両校を閉校して新しい中学校をというふうなことの提案を1回させていただきました。その後、6月27日に愛宕中学校の保護者の皆さんから、そのことについてお聞きしたいというふうなことで、説明会を開催をさせていただきました。 以上でございます。
◆15番(阿部周夫君) 8月の決定、まだ学校が今きのう、おとといと体育祭終わったばっかりであれですけど、愛宕中学校のどの辺までの方が周知されているのか。校長でとまっているのか。
教育委員会の決定ですね、どの辺までの方が周知されているのかお聞かせください。
◎
教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(星野弘君) 私どものほうで今ほど答弁ありましたが、8月22日の
教育委員会の決定事項につきまして、8月27日、両中学校のPTAの役員の皆様に説明申し上げました。その後、一両日中に学校並びにPTA会長名で市の方針が保護者に伝えられたところであります。
◆15番(阿部周夫君) それで、先ほど後で聞くと。じゃ、山王中学校の今通われている、またこれから通おうとしている父兄並びに地域の方の意見というのは、
教育委員会が把握している段階ではどのような意見がありますでしょうか。
◎
教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(星野弘君) 答弁にもありましたが、ほとんど同数の学校であるというふうなことで、対等で合併をしてもらいたいという意見はございました。
◆15番(阿部周夫君) これがですね、割合を今聞くのはあれなんですけども、どれぐらいの割合でですね、山王中学校のPTAなのか生徒なのか地域の方なのか、皆さん山王中学校にかかわる大切な方々ですけども、どれぐらいの割合で正直もう統廃合、愛宕も閉校、山王も閉校、新しい中学校をつくるんだと、それが条件であると言われている方といいますか、どれぐらいの割合でいるもんなのか
教育委員会としてどのように把握していますでしょうか。
◎
教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(星野弘君) 説明会の中には、対等の統合というふうな話等、意見はございましたが、割合的までにはちょっと承知しておりません。
○議長(林茂君) ちょっと待った。 休憩。 午後 3時38分 休憩 午後 3時39分 再開
○議長(林茂君) 再開します。
◆15番(阿部周夫君) 私の聞き方がわかりにくかったのか、ちょっと風邪を引いているもんで、あれですけども、教育長、教育委員で構成されている
教育委員会で審議されたことは統廃合、いわゆる愛宕中学校もなくす、山王中学校もなくすということを議題にのせたのは、これは教育長で間違いないですよね。
教育委員会といいますか、学校教育課で教育長が判断して、そういった話を愛宕中学校、山王中学校に、6月ですか、話をしたのは間違いないですね。教育委員がその話を
教育委員会でもんで、それを学校に伝えたのじゃなくて、学校教育課、要は
学校教育課長、課長補佐の中で検討して、それを山王中学校と愛宕中学校に両校閉校ということで最初説明会開いたことは間違いないですね。
◎
教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(星野弘君) 私どものほうでは、選択肢の一つもありますよというふうなことでの説明をさせていただいたところでございます。
◆15番(阿部周夫君) 選択肢の一つといっても、言われるほうは、そういった捉え方していないんですよね。両校閉校だと。両校閉校で新しい学校をつくると。それで山王中学校の父兄の方が、それならいいですよと。それで、名前まで言われた人もいると私は聞いています。具体的に言うと、村松中学校がいいといったような意見も聞きましたけども、やはりですね、その説明はですね、ちょっと拙速過ぎたんじゃないか、その方向づけですね。やはりですね、我々議会で選任した教育委員がいます。それで、
教育委員会でもんで、その結果、ある程度の一定方向を伝えるのはいいんですけども、ころころ、ころころ変わるようなですね、決定が今回ですね、いろんな行政に対する不信を招いた。あと、山王中学校の人がそれを信じてですね、やはり統廃合して新しい学校をつくりたいということになったと思うんですけども、それについて教育長いかがお考えですか。
◎教育長(井上幸直君) 先ほど答弁の中でも触れましたけれども、地域での説明会の中でそのような話も、意見も出たもんですから、
教育委員会の議題というものではありませんでしたけれども、教育委員の中では
教育委員会が終わった後にこういう話題もあったんだという話をしながら、それについての意見も聞いたほうがいいのではないかということで、選択肢の一つということで説明をさせていただいたと。我々の認識です。
◆15番(阿部周夫君) 1つの学校をなくすこと、非常に大変です。昨年度の統合保育園から総合保育園、本当地域の意見を聞きながら、非常に新しく一歩踏み出すことも大変なことなんです。今まで伝統ある、両校伝統あります。十全中学校、大蒲原中学校が閉校して山王中学校、それで愛宕の中学校へ通っていた一部の方がですね、山王中学校に行ったと。愛宕中学校は愛宕中学校で川内中学校が統合したりとか、いろんな経緯あって、みんな伝統あるんですよね。それをですね、簡単にですね、統廃合というのは、やはりよろしくないと。議会の説明、委員会の説明もないままにですね、学校の統廃合、当初の説明と違うことを説明することによって、やはり村松地域の方から疑念を持つ。そして、それをそう思い込んでしまう、当然です。山王中学校の父兄の方、地域の方、そう言われれば自分たちの学校もなくなって新しい学校をつくろうよと、そう思う気持ちも出てきてしまうのも、これは当然の心理だと思うんです。やはり今回の場合はですね、当初議会に説明したとおり、8月の
教育委員会で決定されたとおりですね、山王中学校の生徒の方々には愛宕中学校に平成27年4月1日より通っていただくということをですね、当初から言っておけば、ここまでの問題にはならなかった。これは、議会議決、来年度すぐになるかと思うんです、学校の統廃合の議会議決とかですね。私は、当初のとおり、何とか山王中学校に通っている生徒、父兄、地域の方々にですね、ご理解をいただいてですね、愛宕中学校に来ていただくということに私は賛成ですけども、そうなるようにですね、
教育委員会としてですね、非常に丁寧にですね、山王中学校の方に説明していただきたい。これ学校の大切なことなんで、これ市長にもちょっとお伺いします。
◎市長(伊藤勝美君) 混乱を招いたことに関しましても、私からも陳謝させていただきますが、混乱とまでいかないですね。意思疎通が十分でなかったと思っておりますけれども、山王中学からすればですね、新しい学校という思いも理解できますし、愛宕中学校の今までのですね、合併前から村松のあの愛宕中学校ができた当初から山王中学を統合するんだと、一緒にするんだという思いというのは、村松の旧町民の中にはもう既成事実のごとくですね、議論されてまいりました。そんな中で、山王中学、愛宕中学校の思いというのを大事にして、その新しくするのも選択肢の一つというのも理解できますし、そういったことを踏まえまして、今般
教育委員会がですね、今議員がお話ありますように、愛宕中学に通学するのが望ましいという結論に達し、今PTAの皆様にお話を申し上げたという段階であります。 十全小学校の複式学級が発端でありますし、十全小学校の移行と同時に愛宕中学校、山王中学校の統合というのもスムーズに進めたいという思いでずっと平成23年以前からですね、中学の統合というのを説明してまいったと認識しております。いろいろな諸問題をクリアしながらですね、子供たちの成長の学びやでありますので、混乱が起きないよう
教育委員会から精いっぱいですね、私ども行政側もそのようにですね、説明を申し上げながら、不安のない統合の足取りといいますか、そういうのを進めてまいりたい。また、それに関しましても議員各位の皆様からですね、ご指導いただきながら、また市民の皆様からご指導いただきながらですね、スムーズな移行に移ることを願ってよろしくお願いしたい、このように考えております。
◆15番(阿部周夫君) これ、
学校教育課長、確認ですけども、統廃合となると、学区の審議会というか、それ開かれなければならないですが、十全小学校の部分もあわせて、これはいつぐらいに開催する予定でしょうか。
◎
教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(星野弘君) この学区調査審議会の予算につきましては、今議会の9月議会に補正予算というふうなことで、それにかかわる経費を計上させていただいております。その議決後に速やかに開催をしたいというふうに考えております。
◆15番(阿部周夫君) そこで何人の方が委員に、当然愛宕、山王から同じ人数が出て、また学識経験者の方も出られるかなと思うんですけども、その辺も含めてですね、スムーズな統廃合になるようにですね、私はもめてまでする必要はないのかなというのは今思っております。だから、当初のとおり何とかいくようにですね、教育環境のより充実した整備ですね、村松地区の選ばれた議員もおりますから、その方々の意見も私も当然尊重いたします。その中でですね、精いっぱい努力して、この統廃合には誠意ある対応でやっていただきたいことでこの質問は終わります。 あと次ですね、自殺予防対策ですけども、10万人当たり、先ほどの市長の答弁ですと、新潟県の値よりも五泉が多いと。この自殺の要因、私の知り合いといいますか、市の職員でも数年前自殺されました。非常に悲しい出来事でしたけども、いろんな自殺の要因ありますけども、この二十何人も亡くなる方の要因、当然把握していなければですね、自殺予防対策にはならないと思いますけども、この二十数名の方が毎年とうとい命をみずからの手で自殺されているんですけども、その辺どのように把握しているのかお聞かせください。
○議長(林茂君) 浅井
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長兼
社会福祉事務所長(浅井隆子君) 自殺に対する要因ということですけれども、さまざまな皆さん悩みをお持ちなところから、そこからうつ病のほうに経緯して、そして自殺を図るんではないかという、そういう方が大半ではないかということで、そのように把握はしております。
◆15番(阿部周夫君) 課長、把握の仕方がですね、やはり人の命です。今の答弁聞いていますと、ある程度うつの状態になったと。その前段に例えば家庭内でいろいろあるのか、経済的とか、病気とか、そういったものがあるかと思うんですよ。あと、突発的というのがあるのかどうかあれですけども、仕事、経済的、家庭内、病気とか、そういうのを見ると、大体大きなのがその分類にされるんですけども、そういった分類、要因を分析というのは健康福祉課の中ではやっていないんですか。そしたら、22年にゲートキーパーやりましたというのは、あくまでも形でしかない事業だったと言わざるを得ないんですけども、その辺いま一度答弁お願いいたします。
◎
健康福祉課長兼
社会福祉事務所長(浅井隆子君) 申しわけありません。ゲートキーパーは、どういうことをするかといいますと、気づき、声をかけ、それから話を聞いて必要な支援につなげ、見守るということがゲートキーパーの方の役割ということになっております。そうしますと、市のほうで例えば自殺の原因についての分析による対策というよりも、市のほうでは今現在どういう対策をしているかといいますと、悩みや不安を相談してもらって、それを専門職のところにつなげていくという、そういうことを進めると、そういう方法をとりたいと考えております。それにつきまして、ゲートキーパーの役目というものは非常に大きいものだと思いまして、そちらの育成に努めているところでございます。
◆15番(阿部周夫君) では、今それ悩んでいる方は、今課長はそういった声を拾うような話をしましたけども、どうやってそういった声を拾うんですか。例えば広報とかにこういった、私も班長で広報配っていますけど、そういった
類いのはちょっと見当たらないんですけども、例えばいのちの電話とか、そういった周知ですか、例えばシールみたいなのとか、そういうのってやっているんですか。今声を拾って、それをゲートキーパーに橋渡しをするというんですけども、その声を聞く手段として、どういった手段今とっていますでしょうか。具体的な手段です。
◎
健康福祉課長兼
社会福祉事務所長(浅井隆子君) 悩みをお持ちの方の相談の方法といたしまして、医師による相談会、それから精神保健福祉士などの専門職による相談会を定期的に行っております。こちらは、広報等でお知らせしております。また、昨年度ワンストップ総合相談会というものを開催したところ、働き盛りの方を中心に大勢の方から相談がありましたので、今年度はそちらのほうを回数をふやしまして、よりそちらのほうを利用しやすいような計画を今つくっているところでございます。また、全戸配布のパンフレットにつきましては、平成21年度にパンフレットを配布しまして、相談窓口等もそちらのところに一応書いてありますけれども、なお相談するところがまだよくわからないというようなお話でしたので、なお一層周知に努めてまいりたいと思っております。
◆15番(阿部周夫君) ちょっと答弁が非常にわかりにくい。現実問題として、非常に日本でも高い自殺率です。先ほどの答弁ですと、新潟県自体が高い。その中で、五泉市はそれ以上に人口10万人当たりの自殺での死亡が高いという現状を踏まえたときに、もうちょっとというか、もっとですね、この自殺対策に取り組んでいかなければならないと。私も厚生経済にいて交通安全の亡くなる方、死亡される方、1人2人亡くなると、すぐにですね、交通安全対策として広報等で配ります。課長、今例えば直近二、三年で構いませんですけども、交通事故で亡くなる方って何人でしょうか。
○議長(林茂君) 杉山課長。
◎
環境保全課長(杉山信二君) 今年度は2人という状況でございます。
◆15番(阿部周夫君) 交通事故の場合、月2人亡くなったりしてもですね、非常に行政としてですね、すぐ対応してですね、交通安全対策ということでやりますけども、自殺者の方でこれ10倍ですよ。やはりですね、同じ命ですから、とうとい命ですから、今までも真剣に当然やられているのはわかるんですけども、もうちょっとより効果のある対応していただきたいと思いますけども、浅井課長、最後にこれからの取り組む決意をいま一度ですね、お願いします。
◎
健康福祉課長兼
社会福祉事務所長(浅井隆子君) 自殺対策につきましては、即効性の即効果の見える対策というのは非常に難しいんですけれども、なお一層予防に努めてまいりたいと思っております。
◆15番(阿部周夫君) 最後に、市長のほうからもこの自殺予防対策について今後どのように取り組むのかちょっとお願いして質問を終わります。
◎市長(伊藤勝美君) 議員がお話しのとおりですね、交通事故、とうとい命ということで、ことしは正月早々と、また先般亡くなられました。交通事故防止、死亡事故防止、交通事故防止はもちろんですが、死亡事故防止につきましては死亡事故が発生しますと緊急情報として流し、一層の安全運転に努めるようにということで指導が入るわけでありますが、この自殺につきましては見えない形の中でですね、心に悩んでいる方が大勢おられると。先ほど答弁にも申しましたが、自殺される方の半数が、男性、女性の大体半分が40代、50代の働き盛りと答弁させていただきました。大変仕事の関係だとかですね、いろいろな関係でお悩みになり、とうとい命を絶たれたことには本当にざんきにたえないところであります。年間に通しまして、15人前後の方たちがとうとい命をなくされるということでありますので、一層のですね、自殺防止、またそれぞれの地域の皆様におかれましても見守りをしていただき、何かの情報をですね、こちら、行政側にお伝えいただくとか、キーパーさんにお話をしていただくとか、民生委員さんからもですね、ご指導いただくとかですね、いろいろな形でですね、心の悩みを持っている方のお話を聞くと。優しい地域であるべくですね、今以上に努力させていただきまして、この自殺防止に努めてまいりたい。いのちの電話、こころの電話の今回また及川理事長さんから五泉市の講演会を開催していただきます。そういったいろいろな面を講演会、研修会等を通しましてですね、市民にアピールしていきたい。自殺者を一人でもなくすんだと、ゼロにするんだという思いで頑張りたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(林茂君) 15分間休憩。 午後 4時00分 休憩 午後 4時17分 再開
○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。 引き続きまして一般質問を行います。 通告2番、牛膓利栄君。
◆9番(牛膓利栄君) それでは、平成25年9月議会において通告いたしておりました件について一般質問を行います。 平成18年1月に新生五泉市が誕生し、初代五十嵐市長の後継市長として、伊藤市長は平成22年1月に市長に就任されました。月日のたつのは早いもので、あと4カ月で伊藤市長の1期目の任期が終了となります。この4年間を振り返りますれば、国政においては民主党政権の誕生、そしてまた3年余りで自民党、公明党政権が昨年12月に復活いたしました。そしてまた、伊藤市長にとっても想定外の事件や災害など、幾つもこの4年間にあったかと思います。その中で何といっても一番の事件は、平成23年3月の東日本大震災ではないでしょうか。五泉市でも多くの避難者を受けられました。2年半が経過しましたが、現在も五十数名の方が避難生活を余儀なくされております。一日も早くもとの生活に戻られるよう国の支援策が必要だと考えています。一方、五泉市にも4年間でさまざまな自然災害が発生しました。中でも新潟・福島豪雨では市内の咲花温泉や牧川の氾濫など、大きな被害をこうむりました。しかしながら、早目に的確な対策、対応をとられたため、人命を失うことはありませんでした。また、その後伊藤市長はいち早く県、国へ陳情活動あるいは要望活動を実行され、現在ではより安全な施設、河川の整備に向け、復旧事業が順調に進められているところであります。このように現実に発生する自然災害や、また世界経済の動向、それに伴う地域経済状況などさまざまな条件の中で改めて伊藤市政の4年間を振り返りながら、市長の所信を伺いたいと思います。 伊藤市長は、4年前の市長選挙において市民の皆さんに選挙公約、いわゆるマニフェストで訴えられました。その進捗状況と今後の見通しなどを通じて来年1月に実施される市長選挙に出馬の決意を固められたかどうか心境をお話しいただければと思います。 前回の市長選挙において、伊藤市長は大きな5つの柱を立て、公約を市民の皆さんに訴えられました。まず、1番目の柱は、和を大切にするまちづくりということで、具体的に言えば市民参加のまちづくり、そしてまた国際交流、都市間交流によるまちづくりであります。市長は、若いときから国際交流に熱心に取り組んでこられました。40年も前の話になりますが、県の海外派遣事業でたしか23歳のころタイ、マレーシアを訪問され、またPTA役員時代には韓国の小学校と姉妹校の協定を結び、多くの父兄や子供たちが相互訪問を実施しております。小学生や中学生時代に外国を訪問し、見聞を広めることは、必ず将来の五泉市の発展、繁栄に大きく寄与してくれるものと確信をいたしております。私は、これからもできる限り国際交流や都市間交流を推進していくべきと考えます。また、2番目の柱として、市長は五泉市の価値を磨くまちづくりということで、具体的には新潟市へのアクセス道路の整備推進、地場産業の活性化と観光の振興による雇用の確保、そしてまた新潟大学などと協力をして産学官の協調を図ったまちづくりということで訴えられました。そしてまた、3番目の柱として、心豊かに安心できるまちづくりとして、医療、介護、福祉サービスの基盤の充実を訴えられました。そしてまた、安心して子供を産み育てられるまちづくり、そしてまた高齢者の皆さんが元気で暮らせるまちづくりであります。また、4番目の柱として、未来を担う人づくりということで、子供たちの健全な成長を育む環境づくり、また生涯学習と文化、スポーツの振興。最後5番目の柱としては、あすを開くまちづくりということで、新市建設計画によるまちづくりの推進、また行政経験を生かした安心できるまちづくりということで、以上の公約の中で特に将来五泉市の発展のために必要だと思われる件について伊藤市長の所信を伺いたいと思います。 まず1点、再選出馬に向けて決意を固めたかどうか。また、目指すのであれば、その決意を伺います。 次に、新市建設計画の実施と見通しについて。この計画は、ことしで8年目になりますが、5年間延長されたというふうに聞いております。しかしながら、どちらにしても、もう最終段階が近づいてきていると思いますが、今までの実績と見通しについて伺います。 3点目として、雇用の確保と子育て支援について。また、新潟市のベッドタウンとしてのアクセス道路の整備計画の見通しについて伺います。 次に、高齢福祉政策について伺います。五泉市も間違いなく少子高齢化が進行しております。高齢者だけの世帯が約3,000世帯にも達し、一昨年には市内でも3名の方が孤独死で亡くなられております。そこで、現在市では高齢者世帯の希望者を対象にして週1回の配食サービスを実施しておられますが、高齢者の皆さんが安全、安心に生活できるよう見回りも兼ねて配食サービスの回数をふやし、充実を図るべきと考えますが、当局の所信を伺います。 また、孤独死が発生して以来、その後の発生は聞いておりませんが、何か具体的な対策をとられたのでしょうか。とられていなければ、今後対策を講ずる考えがあるかどうか伺います。 以上で壇上から終わります。
○議長(林茂君) 市長。
◎市長(伊藤勝美君) 牛膓議員のご質問に順次お答えいたします。 初めに、次期市長選挙についてでありますが、まずもって激励をいただきまして、大変ありがとうございました。感謝申し上げます。このことにつきましては、6月定例会におきまして同様のご質問があり、市民の皆様がこの4年間のまちづくりをどのように評価しているのかということを重要な判断材料としたいとお答えしたところであります。私の任期も残り5カ月となった現在、移動市長室やさまざまな機会で各地域へ出向き、市民の皆様とまちづくりについて
意見交換をさせていただき、皆様からは防災行政無線などのインフラ整備、小中学校の施設整備や校舎及び自校式給食施設の建設、地域公共交通網の構築、そして各種医療費助成制度の創設と充実など、ハード、ソフトの各事業におきまして一定の評価をいただいているものと感じております。これもひとえに市議会、そして市民の皆様のご支援、ご協力のたまものと改めまして厚く御礼申し上げる次第であります。 ただいま申し上げましたとおり、市長就任後、子や孫の世代もこのまちに住み続けたいと思える活気あふれるまちづくりを目指してまいりましたが、少子化の進行による人口の減少と本格的な高齢化社会の到来、またさまざまな自然災害などから市民を守るため防災、減災へのさらなる取り組み、そして地域経済の活性化など今もさまざまな課題を抱えており、これらを一つ一つ解決していくことが私に託された使命であると考えております。私といたしましては、合併後、道半ばの総合計画や新市建設計画を着実に実行し、誰もが夢を持てるまちへとつなげていくため、市長として4年間務めてきた中で蓄えました知識と経験、そして人と人との和をもってこれからも引き続き全身全霊で市政に携わり、市民の皆様と一緒に未来を創造してまいりたいと思っておりますので、議員各位初め、市民の皆様から格段なるご理解を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 続きまして、新市建設計画の今後の見通しについてであります。新市建設計画につきましては、平成18年1月の合併に当たり、策定されたもので、平成27年度までの10年間の計画期間とし、合併後の新五泉市の将来像やまちづくりの方向性を明らかにすることを目的としております。計画では、将来の都市像を人と自然が織りなす創造都市五泉市として、基本目標をともに支え合い、安心して暮らせる住みやすいまち、人が育ち、憩いと潤いのある自然と共生するまち、21世紀に躍動する賑わいのあるまちの3つに定めております。 これまでにこの新市建設計画に基づき実施してきました主な事業は、子育て、健康、福祉環境の整備といたしまして、村松老人福祉センターや総合保育園の建設など、快適な生活を送るための基盤整備といたしまして、消雪パイプの敷設や幹線及び生活道路網の整備、防災、減災への取り組みといたしましては防災行政無線の整備、消防、救急関係の車両や設備の充実を図ってまいりました。また、豊かな人間性を育む環境整備といたしまして、小中学校の自校式給食への移行、村松体育館の建設、川東小学校の改築、五泉北中学校の大規模改修、愛宕小学校の新築等を行い、現在五泉小学校と五泉中学校の改築事業に着手しているところであります。中でも次代を担う人づくりは特に重要と位置づけており、子供たちの健全な成長を育む環境の整備は、私の目指すまちづくりにおきまして特に力を注いでいるところであります。 この新市建設計画に登載されている事業の進捗状況でありますが、全体事業費は約470億820万円で、平成25年度末までに約224億3,220万円、事業費ベースでの進捗率といたしましては47.7%を見込んでおります。なお、現在の新市建設計画につきましては、平成27年度末で計画期間が終了いたしますが、東日本大震災に伴う特例措置により、合併特例債の発行可能期限が10年から15年に5年間の延長が可能とされております。合併から既に7年が経過している今、今後の財政状況、計画登載事業の有効性等を再度検証した上で合併特例債を有効に活用しながら、目指す将来像に向けたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 続きまして、雇用の確保についてであります。近年若者の就職につきましては、地元志向が大変高くなっております。そのため五泉高校、村松高校及び市雇用対策協議会と連携して、就職を希望している生徒を対象に市内企業を招いた合同企業説明会を開催して、雇用の確保に努めているところであります。また、企業に対しましても雇用維持や求人の要請を行っております。あわせて、企業誘致の面に関しましてもさまざまな取り組みを行うとともに、五泉応援団幹事の皆様にも情報の提供をお願いしているところであります。今後とも雇用の確保に向けて地場産業の活性化や新規産業の創出、企業誘致に取り組んでまいります。 子育て支援についてであります。選挙公約では5つの柱をお示しし、その中の安心して子供を産み育てられるまちづくり及び子供たちの健全な成長を育む環境づくりを目標として子育て支援を進めてまいりました。医療費等の助成につきましては、妊婦の健康診査費用の助成に加え、平成24年度からは妊産婦医療費助成の対象を市民税非課税世帯の妊産婦から全ての妊産婦に拡大し、妊産婦健診の際の通院費助成事業も新設いたしました。また、子供の医療費助成の対象を中学3年生まで拡大し、さらに今年度9月からは3人以上のお子さんがいる世帯につきましてはその対象を高校卒業まで拡大し、子育て世帯の経済的な負担を軽減するとともに、妊産婦や子供の疾病の早期発見及び早期治療に努めてまいりました。ハード面では、子供たちの放課後の居場所を確保するため、平成24年4月に愛宕小学校内に定員45人のあたご学童クラブを開設いたしました。今年度は、現在五泉小学校内にある定員35人のいずみ学童クラブを隣接地に移設整備するための用地を買収し、定員を70人に拡大した新しいいずみ学童クラブを平成26年4月に開所するために準備を進めているところであります。また、保育園及び子育て支援センターにつきましても平成25年4月に乳児保育、障害児保育、土曜及び延長保育が可能な総合保育園を開設し、その2階には一時預かりの対応が可能な総合保育園子育て支援センターを併設しております。子育て支援について主なものを申し上げましたが、今後も子供及び妊産婦医療の充実を図るとともに、子供の居場所づくりを推進し、子育て世帯の経済的な負担軽減及び保護者の就労支援等に取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、新潟市へのアクセス道路についてのご質問であります。国内主要都市と世界を結ぶ新潟駅や新潟空港及び新潟港、高速道路、インターチェンジへのアクセス機能の向上と救急医療の道路ネットワークを形成し、新潟都市圏と交流、連携することは、五泉市にとって重要な課題であると考えております。昨年五泉市と田上町を結ぶ主要地方道新潟五泉間瀬線の整備促進期成同盟会を関係団体と発足させました。未改良区間が早期に整備されるよう継続した要望活動を行ってまいります。また、高速道路の利活用の促進、地域活性化、救急医療等の面から、新たなスマートインターチェンジの設置について検討を始めたところであります。今後も新潟市へのアクセス道路の利便性向上に向けた取り組みを行ってまいります。 続きまして、高齢福祉に関するご質問であります。まず、昨年夏のひとり暮らしの高齢者の孤独死を受けて、その後の取り組みについてであります。現在ひとり暮らし高齢者は1,500人を超えるまでとなっており、このような中、地域との交流の少ないひとり暮らし高齢者を対象として定期的に訪問し、安否確認や生活相談等を行う高齢者生活安全訪問事業を実施しております。その後の対応といたしまして、在宅介護支援センターの協力により新たな対象者の把握に努めるとともに、ひとり暮らし高齢者の見守りを強化するため、対象者の状況に合わせて訪問回数をふやすなどしております。昨年までの社会福祉協議会に加えて、今年度から新たにシルバー人材センターにも事業を委託しております。7月の訪問状況でありますが、昨年度は延べ198回のところ、今年度は295回となっており、約1.5倍に増加しております。また、今年度から民生委員によるひとり暮らしの高齢者を対象とした例月訪問時に熱中症予防や食生活上の注意点等を掲載したチラシの配布とあわせて見守り活動の強化をお願いしております。さらに、今年度は新聞販売店など民間事業所、民生委員やサービス事業所などを含めた見守りネットワークの構築に向け、準備を進めております。 次に、配食サービスの充実についてご質問であります。現在ひとり暮らし高齢者及び高齢者のみの世帯等を対象に、安否確認と食の自立支援を目的として、週1回、利用者負担300円で配食サービスを実施しております。五泉地区では新潟みらい農業協同組合に委託し、毎週火曜日に昼食として現在94人が利用登録されております。また、村松地区では村松鮮魚仕出し業組合に委託し、毎週水曜日の夕食時に配達し、93人が利用登録されております。配食の回数をふやすことにつきましては、委託先と協議を行っておりますが、配達時の人材確保、食材の調達、利用料の見直しなどの課題があり、また利用者に対する意向調査を実施するなどし、今後検討してまいりたいと考えております。 以上であります。
◆9番(牛膓利栄君) 伊藤市長の決意を聞いてほっとしているというか、よくわかりました。 それでですね、伊藤市長、五十嵐市長の後を継がれたわけですけども、何といっても新市建設計画がですね、大分事業ベースで相当進んでおるが、しかし金額的にはですね、まだ手つかずが、大物が残っているわけでありまして、相当苦しい判断を迫られることと思いますけども、私としてはですね、ぜひ新市建設計画のですね、確実な実行するには、まだ伊藤市長にとっては道半ばということだと思います。それでですね、ぜひ再選を果たされまして、引き続いて市政を担当してもらいたいと。しかし、現実に市政を担当すればですね、この4年間私は正直言って市長の近くから市長を見ていました。国保の値上げ、あるいは介護保険の値上げ等々ですね、大変苦しいご判断をされたこともよく承知しておりますが、これもまたやむを得ない決断だというふうに思っております。 それでですね、私の後、今度は猪熊議員が一般質問で国際交流に言及しておられますけれども、この国際交流につきましては、私は残念ながら猪熊さんとは相当考えが違いまして、国際交流はですね、大いに推進すべきだということはですね、これは将来五泉市の発展のためにはですね、何よりも大事と言うと、ちょっと語弊がありますけども、財政が許す限りはですね、大いに推進すべきだというふうに思っています。なぜならば、私は反対なんですけども、TPP交渉が残念ながら今安倍政権のもとで参加されました。それでですね、安倍政権は国益は守るというふうに言っておられますけども、いわゆる五泉市にも大変影響の出ると予想されるですね、農産物の重要5品目、これは関税を守るんだというような日本の方針ですけども、これもなかなか予断は許さないと思います、はっきり言って。私は反対ですけども、予断を許さない。しかもですね、報道によれば今年度末までに合意するというような報道もされておりますので、この5品目の中でですね、農林課長、五泉市に関係ある品目はどれくらいあるか、私が言いますけども、間違っていたら言ってもらいたいと思うんですが、まず米ですね。米は、五泉市にとっては何としても守ってもらわんばない。2番目はですね、麦、麦は五泉市には余り関係ないと言うと、あれだけど、一部はあると思うんですが、3番目のですね、牛肉、豚肉、これはある程度やはり五泉市にも影響が出ると思います。そして、4番目の乳製品、これは私もそうですけども、これは相当五泉市にも影響が出ると思いますね。5番目の砂糖、これは五泉市には余り関係ないと思いますけども、やはり3つくらいはですね、五泉市にも相当大きな影響が出ますので、私は今からもうTPPがどうなろうと五泉市の農産物をよそに販売する。できれば外国に販売するようなことに持っていかないと、これ乗りおくれるんじゃないかなというふうに思っております。かつて五十嵐市長が国際交流ということでね、中国のほうに
ニット製品の販売でみずからも訪問されて、これもいわゆる国際交流だというふうに思っておりますが、結果はなかなか出なかったというふうに伺っておりますけども、こういうものはですね、やったからすぐ結果が出るとか云々じゃないんで、やはり気長な、継続するというのが何よりも大事だと思いますので、ぜひですね、
モンゴルとの交流はですね、大いに推進していただきたいと。 そういうことでですね、TPPはおいてですね、TPPは反対でございますけども、現実問題としてはもう避けて通れないと思うんですよ。万歳さん反対しておりますけども・・・・
○議長(林茂君) 牛膓さん、本来であればもっと早く注意するんだけども、通告外であります。
◆9番(牛膓利栄君) はい。それでですね、じゃ通告に戻りますけども、新市建設計画の最後の残っているのですね、70億の市庁舎と、農林課長にもお話ししたんですけども、荘之江工区の基盤整備、これもですね、計画したときは建設とセットというような意味合いも兼ねてしたんですけども、現在土地改良区からそのような建設計画の具体的な要望とかありますか。
○議長(林茂君) 西川農林課長。
◎農林課長(西川和明君) 今のところ、そういう話は特にお聞きをしておりません。
◆9番(牛膓利栄君) 局長、あと何分だね。ちょっとわからなくなった。 〔「10分です」と呼ぶ者あり〕
◆9番(牛膓利栄君) あと10分。農林課長、お願いなんですけども、これ伊藤さんが町長の時代に建設計画立てたわけですけども、これ強い要望があって計画立てたんですけども、ぜひですね、農林課長もいろいろ会議があると思いますので、土地改良区が事業主体になると思うんですけどもね、今土地改良区だけでは無理ですので、農業委員会あるいはですね、共済組合、農業団体、いろいろ会議ありますので、できたらそのときにですね、これTPPの話もありますけども、ぜひこれ基盤整備はできれば実施してもらいたいと。5年間延びましたのでね、その辺はひとつよろしくお願いします。 それで、最後にですね、市長、決意はよくわかりましたけども、先ほど言いましたようにね、国際交流、議長のお父さんの林市長さんもですね、オランダとの訪問団を派遣されました。五十嵐市長も上海等いろいろ交流されました。それでですね、ぜひこの国際交流を進めていっていただきたいと思いますので、市民の皆さんにですね、その決意を最後お願いして終わりたいと思います。
◎市長(伊藤勝美君) 国際交流につきましては、お話のとおり、若いときに県の訪問団で訪問させていただきまして、それ以来40年おつき合いが続いております。また、小学校時代ですね、私たちPTA時代ですけども、小学校の韓国との交流をやりました。それは、なぜかといいますと、やはり人間一人一人違うんだと。文化、また食生活、宗教観、また外国へ行きますと、肌の色も違う。韓国は、同じアジア人でありますけども、そういった違う人をやはり理解をすると。子供たちがですね、統一民族、統一な考えがという、その中にいじめも発生しますし、いろいろな問題も発生しますが、やはり一人一人違うんだと。隣の子供とは考え方も違うんだと。同じ1つのボールを見ても見方が違うんだという、やはり相手を尊重する、相手を理解するということは、まさに国際交流をすることにおいて育まれると、そういうふうな方に私は感じております。 いろいろな面でですね、国際化が叫ばれております。これから東京オリンピックの招致についても今テレビ報道にあります。グローバルの世界でありますし、またその中におきましても戦火の絶えない地球上の問題もあります。いろいろな問題ありますけれども、五泉市にとりましても、そういった人を大事にする。隣の人と考え方は違うんだけども、一緒になって取り組もうと、そういったやはり意識をつくり上げていくと。全体の意識を住みよい地域づくりにするには、やはり団結心が必要でありますし、日本が持っている、また五泉市が持っている長く先輩諸氏が育んでまいりました地域の文化、伝統をですね、大事にしながら住みよい地域づくりに邁進していくと。これもやはり一人一人を尊重しながらですね、取り組まなければならない一つ一つの事業もそういった意味合いでですね、丁寧に説明しながら取り組んでまいりたい。 また、70億の合併特例債が残っております。先ほど申しましたように、残の事業費で200億強であります。大変大きなお金がまだ準備されております。市民の皆様の意見を聞きながら市民の要望する施設をつくり、市庁舎を建設するというような合併時の合意事項でありますけれども、市庁舎につきましては、このように立派な庁舎もございますし、村松支所も今機能が十分に発揮されております。そういった意味合いにおきまして、これから市民の皆さんから意見をお聞きしながらですね、この合併特例債、また新市建設計画、新たな10年以上の先を目指した新市建設計画を議会の各位の皆様からご指導いただきながら将来像をつくりながらですね、邁進しなければならないと、このように考えておりますので、よろしくご指導のほどお願い申し上げまして、答弁させていただきます。ありがとうございました。
○議長(林茂君) それでは、以上で本日の一般質問を終了いたします。
○議長(林茂君) 本日は、これにて散会をいたします。 午後 4時52分 散会...